"離婚後、義母のカードを止めました" 第4話
「……貸したわ」
私は目を閉じた。
「子さん。帰国したら、まず弁護士と警察へ相談してください」
「警察?」
「その保証契約」
私は契約のコピーを机へ戻した。
「あなた自が署名していないのなら、息子さんが勝に作った能性があります」
今度こそ、子は完全に黙った。
そして私は、まだ彼女に話していない事実がもうつあることをいしていた。
健が3、央商事を追われた本当の理由。
それを示す資料が、私の元に届いたのは婚成のだった。
「……涼子さん」
子が初めて、鳴らずに私の名を呼んだ。
「今の話、本当なの?」
「私が確認できた範囲では」
「じゃあ私、600万円払わされるの?」
「それは私には判断できません。あなたが本当に署名していないなら、保証契約自体を争える能性があります。ですから帰国、契約を持って専へ相談してください」
以の私なら、ここで相をさせるために何でもしていたとう。しかし今の私は、子の問題と自分の問題を分けて考えられるようになっていた。息子を盲信し、実印を預けたことまで私が背負う必はない。
すると子は、再び苛った声になった。
「だったら、あなたが何とかしなさいよ。公認会計士なんでしょう?」
私は瞬、聞き違えたのかとった。
「どうしてごじなんですか?」
「健から聞いたことがあるわよ。
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なんか資格を取ったとか。でもでちょこちょこ帳簿を見るだけでしょう?」
子にとっては、私が何を学び、何を積みげてきたかなど興がなかったのだろう。資格の名すら正確には覚えていないのに、おに困った瞬だけ「専なんでしょう」と頼ろうとしてくる。
私は笑いそうになった。
「私はあなたの代理ではありません」
「族でしょう!」
「3までなら、そう言えたかもしれませんね」
「じゃあせめてカードを戻してよ。ホテル代だって払わなきゃいけないのよ」
ようやく最初の話へ戻ってきた。
私はカード会社から届いた解約完のメールをいた。
「そのカードは戻せません。もう解約しました」
「何勝なことしてるのよ!」
「私名義ですから」
「でも健が私にくれたカードよ!」
「違います。健さんは、私へ頼んで族カードを発させただけです。支払い座も私の座でした」
話の向こうで、再び沈黙が落ちた。
子は、自分が息子から毎おをもらい、息子のカードで旅しているとっていた。しかし実際には、健の入がりない、私は自分の報酬からカード代を補填していた。
最初の頃は族だからとした。
やがて子の利用額は5万円から10万円、15万円へ増えていった。ブランド品を買ったには30万円を超えたこともある。
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度だけ健へ相談した。
「お義母さんのカード、そろそろ限度額を決めない?」
すると彼は骨に嫌になった。
「母さんが楽しみに使ってるのに、細かいこと言うなよ」
「でも私の座から落ちてるの」
「夫婦のだろ?」
その言葉を聞いた瞬、自分の稼いだもも、彼のではすべて「使って当然のもの」なのだと分かった。
今回のハワイ旅も同じだった。
健は母親に「昇祝い」と称して旅を贈り、私には「最くらい親孝させてくれ」と言った。私は婚を決めていたため、それ以争わず、航空券と最初の3泊分のホテル代だけは清算することにした。
それ以の買い物や追加宿泊費まで払う約束はしていない。
「子さん。宿泊済みの分と帰りの航空券は支払い済みです。あなたが今使う買い物代については、ご自分で払ってください」
「私、おなんてそんなに持ってきてないわよ」
「では、お持ちの座から払えばいいでしょう」
「からどうやって――」
「ホテルの方に相談してください」
私は計を見た。
午238分。
「もう切ります」
「待ちなさい!」
その声を聞きながら、私は通話終のボタンへ指を置いた。
「最につだけ。息子さんへ連絡するなら、めの方がいいといます」
「何よ、それ」
「健さん」
私は静かに告げた。
「今夜から、私のには入れませんから」
婚成の、私は弁護士ち会いのもとで健に退期限を伝えていた。マンションは結婚に私が購入した物件であり、宅ローンも私が払い続けていたからだ。
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