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"「少しくらい困ればいい」母をSAに置き去りにした夫の本当の狙い" 第8話

親族会議のつの映像

最初に流れたのは、母がサービスエリアへりる面だった。雅は集刻を度も伝えていない。母が建物へ入って分、私が止めるでを発させている。次に往の会話が再され、「保護された記録を残す」という雅の声が部へ響いた。

誰もすぐには話さなかった。叔母たちは夫と息子を見比べ、直哉は俯いた。雅は、族内の冗談を切り取ったものだと主張した。そこで紗季が、クラウドの画報を示した。作成も連続性も残っており、編集されたのは雅が見せたサービスエリア映像の方だった。

母は同をに取り、破らず雅へ返した。「私は施設が嫌なのではありません。あなたが決めた施設へ、あなたの都で入れられるのが嫌です」声を荒らげず、今の連絡は弁護士と域包括支援センターを通すと告げた。

母が類を破らなかったのは、りより証拠を残すためだった。施設名、担当者、作成、空欄の署名欄がそのままなら、で誰が何を準備したか確認できる。以の母なら腹をてて捨てたかもしれない。今回は、自分のさえ相に都よく使わせないと決めていた。

第の反撃は成功した。叔母たちは母へ謝り、なくとも徘徊したという話を信じなくなった。だが雅は追い詰められると、別の資料をした。

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母が、階段で転倒したの救急記録と、ガスを消し忘れたという隣の陳述だった。

陳述をいたのは、母の隣にむ松崎という男性である。母の庭が境界を越えると以から苦を言っていた。雅は彼へ謝礼を払い、常の様子を記録してもらっていた。母が郵便受けを度確認した、夜にカーテンがいていたという記述まで「異常」として並んでいる。

雅は、映像の件はやり方が悪かったと認めた。しかし母の暮らしが危険という本質は変わらない、事故が起きれば責任を取れるのかと私へ迫った。親戚の何かは再び迷った。全という言葉は、本の自由を奪うにい力を持つ。

私は母の暮らしを無条件に続けさせるとは言わなかった。階段のない居、見守り契約、緊急連絡先を母自が選ぶ計画を示した。母は自宅を売るかどうかも、み替え先を見てから決めると話した。雅の選択を拒むことと、何の支援も受けないことは同じではない。

会議の、直哉が私を呼び止めた。「親父だけが考えたことじゃない」と震える声で言った。古の資が必で、祖母のを担保にできないか自分から相談したという。

そして直哉は、まだ誰にも見せていない枚の契約を差しした。母のにはすでに、売買予約の仮契約が結ばれていた。

直哉が告したのは、急に良へ目覚めたからだけではなかった。雅から、計画が失敗したは押印も査定依頼も息子の独断だったと話すよう求められていた。父のメッセージを読み返し、自分が継者ではなく、責任をかぶせる名義だったと気づいたという。

「お母さん、俺は親父に利用された」

「そうかもしれない。でも、あなたもおばあちゃんを利用したのよ」

私は息子を抱きしめなかった。ここで被害者の側へ移してしまえば、直哉はまた自分の選択を見なくて済む。契約をしたことは最初の正しいだが、それ以の為を消す免罪符ではなかった。

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