みかん小説
本棚

"「少しくらい困ればいい」母をSAに置き去りにした夫の本当の狙い" 第12話

施設紹介料の方

コンサルティング会社は、齢者施設の紹介と産理を括で請け負っていた。代表の夫が産会社の役員で、雅が選んだ施設と母のの売却先は、表面別でも同じ利益グループにつながっていた。母が入居し、が売れれば、紹介料と売買数料の両方が発する。

雅はからこの会社の「族介護サポーター」として登録され、を紹介するたび謝礼を受け取っていた。母から毎万千円を受け取る方、会社からも紹介準備費を受領している。介護の負担に対する報酬という説は、ますます通らなくなった。

それでも違法性はつずつ確認しなければならない。施設紹介料そのものは珍しくなく、母が同して入居すれば契約は成する。問題は、虚偽の活記録、偽造した委任状、置きりによって本を追い込んだ段だった。

庭は証拠を、、役所、警察、産契約のつに分けた。つの巨な謀として訴えるより、それぞれの続きで訂正と返還を求める方が現実である。私は母とともに、へ活記録の訂正申てをい、へ振込経緯の調査を求め、産会社へ仮契約無効の確認を取った。

それぞれの窓で求められる資料は違い、同じ説を何度も繰り返した。

広告

母は途で疲れ、私が代わりに答えそうになると、「そこは私が話します」と止めた。はかかっても、本の言葉で残すことが今回の核だった。職員も急がせず、休憩を挟んで記録を取った。

雅は反撃として、私が母へ事実と異なる話を吹き込み、夫婦関係を壊したとする婚調を申してた。活費は払わず、母の介護を優先して庭を放棄したともかれている。私は調通を見ても、以のように息が止まるほど驚かなかった。

こちらからも婚姻費用と共同財産の保全を求めた。共同座からたの使途、雅が受け取った母の、紹介会社からの報酬を覧にした。婚するかどうかはで即決せず、まず活を守る条件をえた。

第回調で雅は、族旅の置きりを「教育な対応」と言った。調委員のが、成した義母へ何を教育するのかと尋ねると、彼は答えに詰まった。録音のをらされると、今度は直哉が計画をく望んだのだと責任を移した。

調、直哉は父へ話し、会話を録音した。雅は「おが黙っていれば、の借は全部こちらで処理する」と持ちかけた。直哉はその録音を私ではなく、母へ直接渡した。

母は受け取りながら言った。「これで許してもらおうとわないで。あなたは、あなたのしたことを返していくのです」

広告

録音には、雅が直哉へ、母の活状況記録をへ提したの話も含まれていた。《おは週に回通っていることにしてある。聞かれたら薬を確認したと言え》。直哉が「実際は回だ」と答えると、雅は族の助けは回数では測れないと押し切っていた。

は記録だけで介護認定を決めたわけではないため、直ちに付が変わったわけではなかった。それでも虚偽資料を訂正し、作成経緯を調査記録へ残すことになった。施設側も、本面談で拒否があったのに族の説を優先した点を内部検証すると回答した。

私は、制度がすべて母を守ってくれるとはわなくなった。類に族の署名が並べば、担当者は善の介護者だと受け取りやすい。だからこそ、本へ族のいない所でを確認する順が必だった。母の件は、施設の研修事例として匿名で扱われることになった。

広告

おすすめ作品

リンクを共有

以下のリンクをコピーして友達と共有してください: