みかん小説
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"母の初盆を禁じた義父が、土地の名義を知った日" 第15話

最の入

がづいた頃、瀬先から連絡があった。

「由美さん。連の話しいですが、ほぼ終しました」

婚は正式に成した。

貞為に関する解決についても、浩司側と条件がまとまった。

美穂との件については、妊娠やそのの事もあり、私は当初っていたほど激しく争わないことを選んだ。

何より、私自の活をこれ以彼らへ縛られたくなかったからだ。

母の座からいたについても、浩司が返還することでした。

「全部終わったんですね」

「はい。なくとも法な続きとしては」

私は話を切り、しばらく窓のを見た。

がりのを、々が傘を閉じながら歩いている。

きな達成はなかった。

の結婚が、枚ので終わった。

けれどのは、そんなに単純に区切れるものではない。

浩司とのにまれた織。

楽しかったい。

苦しかった々。

母が買ってくれた。

義父母の言葉。

その全てが私のの部だ。

消すことはできない。

でも、続きをどうくかは自分で決められる。

午、私は所の裁教へ向かった。

初者向けのクラスだった。

「昔、母が裁をしていまして」

先にそう伝える。

「それなら経験者ですね」

「いいえ。私はほとんど何もできないんです」

「じゃあからやりましょう」

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最初に作るのは簡単なブラウス。

布を選ぶよう言われ、私は淡い黄を選んだ。

先が笑う。

「るくて素敵ですね」

その言葉が嬉しかった。

誰にも「派」と言われない。

誰にも「を考えろ」と言われない。

自分が好きだから選ぶ。

そんな当たりのことを、私は代になって初めて楽しんでいた。

帰宅すると、瀬先から最のメッセージが届いていた。

《本、した額の入を確認しました。これで通り終です。いお疲れ様でした》

私は画面を見つめた。

それからゆっくりスマートフォンを伏せた。

終わった。

本当に終わった。

その夜、母の写真のへ座った。

「お母さん」

線を本てる。

「、売っちゃったよ」

し笑った。

「ってないよね?」

もちろん返事はない。

「でもね、お母さんが残してくれたもの、なくなったわけじゃないから」

はマンションになった。

母が貯めたおは、私の全な活になった。

母の鍵は、今も引きしのにある。

そして母の言葉は、私のに残っている。

『あなたは自由になりなさい』

私はようやく、その約束を守ることができた。

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