"姑が剥がした私の名前" 第3話
敬老会ではその、同じような症状を訴えるが4に増えた。全員がプリンをべていたが、同じ仕し弁当もべている。医師の診断や検査結果が揃うまで、原因を決めることはできないと職員は繰り返した。
私は自主に製造販売を止し、予約客へ事を説した。保健所から直ちに営業止を命じられたわけではない。それでも調査に通常販売を続け、もし別の問題がれば信用を失う。キャンセルと返は28件になった。
域のSNSには、《敬老会で作りプリンをべた齢者が搬送》《町内会の嫁が無許で作っているらしい》というき込みがた。には営業許があるが、事実を説しても噂は訂正されなかった。
富美子は話で、「私はあなたのを宣伝してあげようとしただけ」と言った。会作りのラベルを貼ったことを指摘すると、「みんな本当はあなたが作ったとっている」と話を変えた。
「保健所には、何に運んだと話しましたか」
「6半頃よ」
「緒にいたは5と言っています」
「寄りの記憶なんて曖昧でしょう」
私は通話内容をメモした。録音で相を追い詰めるより、調査担当へ事実をつずつ伝える方がだった。
プリンの製造点に問題がなかったと証できるわけではない。私は自分の程も疑った。
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加温度、却始刻、器具の洗浄、指の状態。ホテル勤務代の先輩に記録を見てもらうと、記載はっているが、記録があることとミスがなかったことは同じではないと言われた。
「族に勝ちたい気持ちで、自分の能性まで消すな。調査は調査として受けろ」
その言葉は痛かった。私は被害者であると同に、品を作った責任者でもある。富美子の持ちしだけに原因を決めつければ、兄を責めながら自分を省みなかったの物語の登物と同じになる。
調査3目、患者から検されたのはノロウイルスだった。プリンからは検されず、仕し弁当の残品も性だった。発症刻や会以の接触も含め、敬老会が原因かどうかも確定しなかった。最初の患者が2に利用した施設で、同様の症状がていることも分かった。
保健所は、私のを原因施設とは認定しなかった。ただし、蔵品を製造者の管理で保管し、表示を貼り替えた運用には問題があり、町内会と私の双方へ改善を求めた。
胸をなでろしたのも束の、担当者が尋ねた。「持ちしてから回収までの正確な温度記録はありませんか」
私はないと答えかけ、保箱の底に入れていた型温度ロガーをいした。宅配の温度を確認するため、4箱のうち2箱に入れていた。
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回収、洗浄の備品箱へ入れたままだった。
データを読みすと、午442分に温度が昇し始め、518分に10度を超えた。その、正午過ぎまで度も10度以に戻っていない。最温度は24.6度、基準をれたは728分だった。
富美子は「6半に運んだ」と虚偽の説をしていた。だが、もっと解なのは午442分という刻だった。彼女は自宅からまでで15分かかる。鍵を借りたを直に尋ねると、曜の夜に渡したと認めた。
「母さんが、朝く取りにくって言うから」
「5にしたことをっていた?」
直は目をそらした。
私は彼のスマートフォンを見せてほしいと言った。拒まれたため、それ以触れなかった。しかし、その夜、族で共しているタブレットへLINEの通が届いた。直のアカウントがログアウトされずに残っていた。
富美子からのメッセージだった。
《あなたが作り直した消費期限のシール、まだ残っている? 保健所には捨てたと言っておいて》
私は通画面を撮し、タブレットにはそれ以触れなかった。直が帰宅してから、消費期限のシールについて尋ねた。夫は最初、何のことか分からないと言ったが、私が通を見せると黙り込んだ。
富美子は曜の夜、プリンを曜の老会にも配りたいから、消費期限を1延ばせないかと直へ相談していた。
私が設定した期限は曜午6。直は庭用プリンターで、《曜正午》といたシールを作った。
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