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搭乗直前、警察犬が機長に飛びかかった――10時32分、空港全便が止まった理由

搭乗直前、警察犬が機長に飛びかかった――10時32分、空港全便が止まった理由

悅子 完結 0

瀬戸内空港で爆発物検索犬ハヤテを担当する高瀬直人。9時38分、搭乗口へ向かう黒川機長にハヤテが突然飛びかかり、フライトバッグから爆発物由来成分が検出された。だが、バッグの中には何もない。さらにハヤテは、168人を乗せて10時15分に出発する217号機へ向かい、再び警戒姿勢を取る。全7便が緊急停止する中、操縦席後方の点検パネルから見つかったのは、「10時32分」を示す謎の装置だった。機長は犯人なのか、それとも誰かに罪を着せられたのか。消された午前1時30分の記録と、バッグが視界から消えた47秒が、3年前の検修不正へつながっていく。

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