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"DNA鑑定が暴いた元夫の大きな間違い" 第12話

パーティーの騒から数ヶが過ぎた頃、私がかつて勤めていた職の元同僚から、久しぶりに連絡が入った。

況を報告しで、彼女はあのパーティーのに起きた騒の『その』について、の噂でにした詳細を教えてくれた。

元同僚の話によると、ただしはあの規模な創業パーティーの会で、主催企業のメインスポンサーである彦さんやVIP客に対して無様な騒を起こしたことが派遣元にれ渡り、そののうちに契約を即解除されたという。

その、再就職を目指して社の面接をいくつも受けたそうだが、業界内にはすでに彼の祥事や悪評が瞬くれ渡っており、どこへっても払いをらう結果となった。い切って全くの異業種に挑戦しようとしたものの、齢やこれまでの職歴の荒れ方が災いして採用通が届くことはなく、現雇いの過酷な肉体労働のアルバイトを転々とする々を送っているのだそうだ。

また、元義母の方も惨を極めていた。唯きがいだとい込んでいた孫に度と会えないという絶望と、息子の没落に対する精神ショックから体調を崩し、清掃の仕事すら続けられなくなってしまったという。困窮のあまり活保護の申請窓を運んだものの、続きや件の確認が難航してすぐには受が通らず、焦るあまりに『で確実にに入る』という怪しげな投資詐欺に引っかかり、わずかに残っていた老の貯をすべて騙し取られてしまったらしい。

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精神な余裕を失い、目先の苦境を打破しようと焦るあまり、甘い言葉を鵜呑みにしてしまったのだろう。

々の費すら事欠く極貧活を余儀なくされたは、かつて暮らしていた持ち文で放して売り払い、現は郊暗い格簡易宿泊所で、を寄せって細々と息を潜めるように暮らしているとのことだった。

転職する際、私から簡単に婚の経緯を聞いていた元同僚は、パーティーのに元夫や元義母から接触された私のを案じて話をくれたのだった。

「リサ、本当に丈夫だった?」

受話器の向こうから配そうに問いかけてくれる友に、私はからの笑顔で答えた。

「ありがとう。でも、本当に丈夫。今の私は、これ以ないくらい幸せだから」

がりでも何でもなく、それは私の偽らざる本だった。

財務コンサルタントとしてのキャリアは順満帆であり、最の娘であるカナと何自由のない満ちりた平穏な毎を送ることができている。そして何より、私とカナをから慈しみ、守ってくれる彦さんとの再婚もに控えていた。

彦さんとカナは、すでに何度も顔をわせて事やねていたが、会うたびにの距は縮まり、本当の父娘のように仲睦まじい絆を育んでいた。

籍を入れてでのしい暮らしがスタートしたとしても、笑顔の絶えない温かな庭を築いていけるという確信があった。

、リビングで絵本を読んでいたカナが、ふと顔をげて嬉しそうに呟いた言葉が胸に残っている。

「ねえ、お母さん。私、彦さんのことを『お父さん』って呼べるが来るのが、今からすっごく楽しみなんだ!」

無邪気に笑う娘の姿を見て、幸せな未来に胸を躍らせているのは私だけではないのだと、温かい笑みがこぼれてしまった。

もう、過の理尽な悪に苦しめられることは度とない。

私は、する娘のカナ、そして包容力に満ちた彦さんと共に、り輝く温かな未来へと、力く確かな歩を踏みしていくのだった。

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