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"15年後に消えた罪" 第2話

消防隊員たちは必に消を続けた。

しかしの勢いはかった。

根は崩れ落ち、壁は黒く焼け焦げた。

の消の末、ようやくは収まった。

だが、焼け跡に残っていたのは劇だけではなかった。

消防隊員が階を捜索していた

つ目の遺体が発見された。

く。

逃げようとした途だったのか、で倒れていた。

それは藤商司だった。

指には、いつもにつけていた結婚指輪が残っていた。

所のたちも、その指輪を見て本だと確認した。

「やっぱりにいたんだ……」

誰もがそうった。

事に巻き込まれてくなった。

最初は、ただそれだけの事件に見えた。

しかし。

消防隊員がさらに奥の部を調べた

誰も予していなかったものが見つかった。

物置として使われていたさな部

そこに、もうつの遺体があった。

しかも、その状態はらかに異常だった。

遺体は何ものに包まれていた。

周囲には、普通の災では考えられないほどい灯油の臭いが残っていた。

その瞬

ただの事ではない能性が浮かびがった。

警察が呼ばれた。

焼け落ちた古い

くなった老

そして、正体の第の遺体。

なぜ女性の遺体は隠されていたのか。

なぜに包まれていたのか。

誰が、こので何をしようとしていたのか。

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15眠ることになる事件の扉は、その夜、静かにいた。

198428の夜。

世田は、災の煙と消防の赤いに包まれていた。

所の民たちは、の端から焼け落ちていく藤商司のを見つめていた。

誰もが同じことを考えていた。

「どうして、こんなことになったのか」

藤は暮らしの老だった。

付きいはなかったが、誰かと争うような物ではなかった。

ましてや、この静かな町で殺事件が起きるなど、誰も像していなかった。

しかし、焼け跡から発見されたつ目の遺体は、単なる災事故という見方をきく変えた。

警察はすぐに現い、詳しい調査を始めた。

翌朝。

焼けたの周囲には規制線が張られ、鑑識員たちが慎に残された物を調べていた。

災現はすでに部分が崩れていた。

根は落ち、柱は黒く炭化している。

普通なら、証拠のくは失われているように見えた。

だが、事件を担当した捜査員たちは、最初から違を抱いていた。

なぜなら、者の状態があまりにも違っていたからだ。

藤商司の遺体には、煙を吸い込んだ痕跡があった。

つまり、災が発した、彼はまだきていた能性がい。

方、物置で発見された女性の遺体には、その痕跡がなかった。

が燃え広がるに、すでにしていた。

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これはを持っていた。

女性は災の犠牲者ではない。

災が起きるに、何者かによって命を奪われていた能性がある。

捜査員のは、焼け焦げたの残骸をに取った。

そこには、わずかに付が残っていた。

198311

19841

そして2

数か分のが使われていた。

偶然、くにあった聞を使ったというより、何かを包む目で準備されたように見えた。

さらに問題になったのは、灯油の量だった。

災現には灯油ストーブが残されていた。

そのため、最初はストーブから能性も考えられていた。

しかし、女性の遺体があった部から検された灯油の量は、通常のストーブ事故では説できなかった。

誰かがに灯油をまいた。

そう考えるしかなかった。

警察は事件として捜査を始した。

最初の疑問はつだった。

「この女性は誰なのか」

藤には妻がいたが、8くなっている。

子供もいない。

親しい女性がいたという話も、所では聞かれていなかった。

警察は民への聞き込みを始めた。

すると、ある女性のが浮かびがった。

「そういえば、藤さんの々来ていた女性がいました」

所の男性が証言した。

「介護のだったといます」

その女性の特徴は、焼け跡から見つかった遺体と致していた。

黒髪。

40歳

暗いを着ていた。

しかし、誰も詳しい名らなかった。

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