"帰宅した夜、夫の嘘を知った" 第3話
「曜から曜まで泊まったこともある?」
「ある」
「私の、着せた?」
「着せたっていうか、勝に」
「赤ちゃんのブランケット、誰がけたの?」
直は答えられなかった。
美咲は初めて声をくした。
「私はあなたの子供を産むためにをれてたの。旅じゃない。遊びでもない。そのに、あなたは別の女をここで活させてたの?」
直は、
「寂しかった」
と言った。
その言で、美咲の気持ちはさらにえた。
「寂しい?」
「2ヶ、1で」
「私は2ヶ、2おきに起きてた」
直は黙った。
「傷が痛くても座って授乳して、眠れなくて、泣き止まない悠真を抱いてた。あなたは寂しかったから、別の女をに入れたの?」
「そういう言い方するなよ」
「じゃあ、どう言えばいいの?」
直は答えなかった。
第4章 共同座
翌から、美咲は何もらないふりをして計を理し始めた。
婚を決めたわけではなかった。
ただ、産休の活費を見直す必があった。
夫婦の共同座には、産に約180万円あった。
美咲が60万円。
直が80万円。
残りは結婚にしずつ貯めたものだった。
ところが残は、117万円まで減っている。
産の準備費用を考えてもすぎた。
細を見る。
1万9800円。
級レストラン。
6万4000円。
温泉旅館。
3万2000円。
百貨。
18万円。
ジュエリーショップ。
そのにも、2万円の子決済が何度もある。
計すると、2ヶで60万円い。
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その方で、美咲が実で使った産の費用は、おむつ、ミルク、通院、ベビー用品を含めても約14万円だった。直は話で何度も「必なら共同座から使って」と言っていたが、美咲はなるべく自分の貯からしていた。
夫婦で子供のために貯めたが、自分のらないレストランや旅館、ジュエリーに消えていた。
美咲は通帳を閉じた。
より先に、数字が現実を突きつけてきた。
特に気になったのは18万円のジュエリーショップ。
その3。
義母の惠から30万円の産祝いが振り込まれていた。
「悠真のために使ってね」
そう言われただった。
直は度、共同座に移している。
そして2。
18万円がジュエリーショップで決済されていた。
偶然かもしれない。
そういたかった。
でも、今の美咲はもう、何も偶然だと決めつけられなかった。
その夜。
直が言った。
「美咲、もう終わったことなんだ」
「何が?」
「麻とは」
「いつ終わったの?」
「おが帰ってくる」
「いつ?」
「1週くらい」
「向こうは納得してるの?」
「してる」
「あなたは麻さんに、私のこと何て言ってたの?」
直の目が揺れた。
「普通に、妻は里帰りしてるって」
「それだけ?」
「それだけだよ」
美咲はそれ以聞かなかった。
また嘘だとったからだ。
第5章 「2ヶも実にいたんでしょう?」
直が義母に連絡したのは、その翌だった。
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夕方。
惠がに来た。
63歳。
もともと美咲との関係は悪くない。
悠真がまれたも、本当にんでくれた。
だからこそ。
最初の言葉はきつかった。
「直から聞いたわ」
美咲は黙ってお茶を置いた。
「もちろん、直が悪いのよ。そこは私も分かってる」
その「でも」が来ると分かった。
「でもね、美咲さんも2ヶも実に帰っていたんでしょう?」
美咲は顔をげた。
惠は続けた。
「男のをく1にすると、寂しくなるのも分からなくはないでしょう?」
「お義母さん」
「許せとは言ってないの。ただ、悠真もまれたばかりだし、1回のことで全部壊すのは」
「1回じゃありません」
美咲は静かに言った。
「2ヶ、ほぼ毎週来てました」
惠の表が止まった。
「……え?」
「曜から曜まで泊まったこともあります」
直がを挟んだ。
「母さん、もうその話は」
「黙って」
美咲が初めて直を遮った。
惠は息子を見る。
「直、本当なの?」
直は目をそらした。
それでも惠はまだ、
「でも、美咲さんも産で変だったでしょうし、直も仕事が」
と言った。
美咲はその瞬、完全にめた。
産した側にも原因がある。
その形にされるなら、何を話しても同じだった。
「お義母さん」
美咲はスマートフォンをした。
「産祝いでいただいた30万円、覚えてますか?」
「もちろん」
「悠真のためにって」
「そうよ」
「直が共同座に入れて、その2に18万円、ジュエリーショップで使っています」
惠がゆっくり直を見る。
「何、それ」
直はすぐ答えた。
「仕事関係の」
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