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"父の葬儀の日_夫は愛人を車に乗せて去った" 第8話

由美は続けた。

「14万円してほしいと頼んだ。あなたは『会社が苦しいから1で何とかしろ』と言った」

「だから会社が」

「私は父が買ってくれたコートを売った」

親戚の何かが顔をげた。

「6万8000円だった」

「その頃」

由美は1枚の資料を机に置いた。

「あなたには31万8000円のネックレスを買うおがあったのね」

浩司の顔が変わった。

幸子が資料を見る。

「ネックレス?」

が説した。

「会社カードで決済されています。業務の支とは確認できません」

「誰に?」

叔母が聞いた。

由美は答えた。

「葬儀の、浩司の隣にいた女性です」

の空気が気に変わった。

第14章 3の嘘

浩司が田を指さした。

「こいつの話なんか信用するな! 会社の使い込んでクビになった男だぞ!」

は反論せず、持ってきたファイルをいた。

「これが当座記録です」

「捏造だ!」

「同じ記録はと会計事務所にもあります」

森田が続ける。

「すでに顧問税理士側でも確認が始まっています」

親戚たちの線が浩司へ集まる。

は3、浩司が会社資を私に使っていることを指摘した。

宿泊。

な買い物。

は総額1200万円を超えていた。

「私は取締役会で説を求めました」

が言う。

「その翌、私がを使い込んだという話が社内に流れました」

「嘘だ!」

浩司が叫ぶ。

「だったら」

は静かに聞いた。

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「なぜ私が辞めたも、自然な支が3続いているんですか」

浩司は答えられなかった。

森田はさらに、父がなぜ遺産を理したのか説した。

「正雄さんは、浩司さんがの権利、預、実印について頻繁に確認していることを審にっていました」

由美の叔父が浩司を見る。

「お、そんなこと聞いてたのか」

「相続のためだよ」

「まだきてるに?」

誰かがそう言った。

浩司の顔が赤くなった。

第15章 「あなたが欲しかったのは妻じゃない」

浩司は最に由美へ向いた。

「由美」

声を落とす。

「俺たち20だぞ」

の空気を変えようとしているのが分かった。

「いろいろあったけど、20緒にいた」

「うん」

「会社だっておのために頑張ってきた」

由美は初めて、夫の言葉を途で止めた。

「違う」

「何が?」

「私のためじゃない」

「由美」

なくとも今のあなたが欲しかったのは、妻じゃない」

由美は父のの査定資料を見た。

そして浩司を見る。

「父がんだあとに残る、おだったのよ」

誰も声をさなかった。

浩司はしばらく由美を見ていた。

「じゃあ婚するってことか」

「そのつもり」

幸子が驚いて声をげる。

「由美さん!」

由美は幸子を見る。

「20夫婦でした」

「だから、もう分です」

「でも浩司は」

「お義母さん」

由美は静かに言った。

「これからは、浩司のことは浩司自に任せてください」

「私はもう、浩司の失敗の始末をするためにきません」

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第16章 会社が崩れた理由

親族会議から2週

浩司の会社は取引から追加資料を求められた。

顧問税理士も過の経費処理を確認。

が指摘した正確な資

美穗が関与した仮払

すべてが度に表面化した。

すぐに会社が倒産したわけではない。

だが。

取引先の1社が契約更を見送った。

規融資を止めた。

従業員3が退職した。

美穗は弁護士を通し、「社の指示による処理だった」と説した。

浩司は美穗へ何度も連絡した。

返事はなかった。

由美のもとへ、浩司から話が来た。

「美穗が全部俺のせいにしてる」

「そう」

緒にやったのに」

「そう」

「お、何ともわないのかよ」

由美はし考えた。

「美穗さんは、自分を守ってるんでしょうね」

「裏切りだろ」

由美は黙った。

裏切り。

その言葉を。

浩司が使う。

議だった。

第17章 幸子が初めて謝った

会社の問題が表面化してから。

幸子はしばらく由美へ連絡しなかった。

親族会議では。

まで息子を庇おうとしていた。

「浩司にも事がある」

「会社を潰すわけにはいかない」

「夫婦なんだから」

その言葉を。

何度も使った。

ところが1ヶほど経ったある

父ののインターホンが鳴った。

幸子だった。

しだけ、いい?」

由美は迷ったが。

へ入れた。

幸子は以よりさく見えた。

「浩司から聞いたわ」

「何をですか」

「会社のこと」

幸子は膝のを握った。

「私、美穗さんのこともってたの」

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