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"鍵をかけられた妊婦" 第6話

で作業していたは会社の就業なり、成果が遅れたことを正直に話した。注は受けたが、司は「庭の伝いを命じられているとは像できなかった」と言い、勤務いオンライン確認を入れる案をした。

されるようで最初は抵抗があった。しかし、その確認は節子への説にもなったはずだと気づいた。美緒は何でもで処理できる姿を保つため、会社にも姉にも状況を隠していた。助けを求めることは敗ではなく、が事実をる入を作ることだった。

美緒がてから川漬物は注文の半分しか作れなかった。邦夫はの駅へ向き、事を説して納品を回に分けてもらった。代わりに部商品の棚位置が縮され、追加の包装費も側が負担することになった。

節子は親戚へ話し、「嫁が急に実へ帰ったせいで」と話した。美緒のスマートフォンには、面識のい伯母から「今は族が変なです」というメッセージが届いた。

美緒は反論を斉送信しなかった。相談員の助言で、必な相にだけ「妊娠の受診を妨げられたため、全確保を優先しています」とく返した。分かってもらうために、全員へ詳しい事を差しす必はなかった。

方、は夜勤けに実の作業を伝うようになった。

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目に職で居眠りしかけ、司から勤務インターバルを守るよう注された。それでも節子は「昔はそれくらい皆やった」と言った。

袋詰めをしながら、は初めて美緒の作業量を数えた。子に座っていても、同じ姿勢で続けると腰が痛む。酢の匂いで吐き気がし、ビニール袋のに汗がたまる。

「美緒には、朝と夕方やらせてたの?」

邦夫へ尋ねると、義父は袋の空気を抜きながら頷いた。「節子が頼んでた。俺は妊婦にやらせるなと言ったんだが」

「いつ言った?」

に」

「美緒のでは?」

邦夫は答えなかった。彼もまた、止められなかったのではない。妻と争うくらいなら見ないことを選んだのだ。

その晩、は玄関の補助錠をした。節子は「棒が入ったらどうする」とったが、は、内側からけられない鍵を防犯とは呼べないと言った。

「おまで私を悪者にするの?」

「悪者かどうかの話じゃない。美緒がたいと言ったのに、られなくしただろ」

「あの子は族を捨てて逃げようとしたのよ。お腹にはの孫がいるのに」

「美緒の子でもある。そのに、美緒の体だ」

節子は持っていた布巾を作業台へ投げた。「私はを守ってきた。あなたがしたも、父さんが入院したも、納品だけは止めなかった。誰にも助けてもらえなかったから、自分でやったの。

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それの何が悪いの」

は返す言葉を失った。節子が苦労したことは事実だった。邦夫が営業先を広げる、製造と育児と義祖母の世話を担い、倒れた翌にも作業った。

だが、その苦労を次のにもさせれば、過が報われるわけではない。

「母さんが助けてもらえなかったことと、美緒に助けを断らせないことは別だよ」

がそう言うと、節子は泣かなかった。ただ蔵庫から保険証をし、テーブルへ置いた。漬物用の伝票ケースに紛れていたと言ったが、封筒には美緒の名かれていた。

は、それ以追及しなかった。そのさを、で相談で自分から話した。

は保険証を簡易留で美緒へ送った。封筒には節子の謝罪も説も入っていなかった。はメッセージで「見つかった」とだけき、美緒から「どこにあったの」と返されると、しばらくして「母さんが持っていた。俺はそので理由を聞けなかった」と答えた。

相談は、節子がるとの会話が止まることを話した。子どもの頃、邦夫はへ逃げ、は弟を連れて公園でをつぶした。夜になって戻り、節子が事を作っていれば許されたと判断した。

「母さんが黙ると、何かしなきゃってうんです。今回も美緒を説得できれば、が元に戻るとった」

相談員は、元に戻したかったで、美緒はどこにつ予定だったのかと尋ねた。

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