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"同じ部署の社員が月30万〜50万円もらう中、私の月給だけは18万円だった" 第10話

6の監画面

524分、相馬社は法務部と監査責任者を連れ、息を切らして会議へ入ってきた。黒田へげたあと、6億4000万円の契約終を両で受け取り、1ページずつ確認する。

野さんにも、会社としてお詫びします。まず事実関係を調べ、関係者を業務からします」

相馬はそので、田、佐藤、菱田の3へ自宅待を命じた。処分を決めるの暫定措置であり、会社端末と社員証は監査責任者が預かる。田が「俺が抜ければ現が回らない」と抗議しても、相馬は顔をげなかった。

530分、緊急取締役会がオンラインで始まった。画面に並んだ役員たちは、契約終と3通のメールを確認し、部監査の導入、関連データの保全、ほかの顧客38社への報告内容の点検を決議した。田が会議へ参加することは認められず、廊側の席で監査担当に見張られていた。

取締役会が始まるまでのわずかな、相馬は私の子を移した。

なお願いだと承しています。移が終わる60だけでも、当社へ残ってもらえませんか。45万円までなら、今ここで決裁します」

18万円から45万円。朝にはしなかった27万円が、6億4000万円を失った途端に用された。

の私なら、必とされたことにが揺れたかもしれない。だが、額をげれば4がなかったことになるわけではない。

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何より私は、すでに青葉通信の仕事を引き受けると決めている。

「お断りします。移には青葉通信の社内チームとして協力しますが、都システム発との契約を更するはありません」

にしてから、45万円という数字に未練がない自分に気づいた。必になった途端にせる額なら、朝までの18万円は会社の限界ではなく、私なら受け入れるという判断だった。それを度許せば、また同じ方法で値段を決められる。

相馬はしばらく黙り、やがてさくげた。田は私を睨みつけたが、もう命令する言葉を持っていなかった。

546分、社内の報管理担当が3の編集権限を止した。証拠を消したと決めつけるためではなく、調査が終わるまで記録を保全するためだ。メール、査定履歴、次報告は複製され、部の監査会社にも渡されることになった。

菱田は端末を回収される直まで、「73件はチームの成果だ」「自分も会議にはていた」と繰り返した。しかし、どの障害で何を判断したのか聞かれると、1件も答えられなかった。

私は午555分、自席へ戻った。森本ががり、何か言おうとして唇を噛む。周囲の社員たちも会議の異変に気づいていたが、私は事を広めず、社員証と貸与端末を返却確認票と緒に報管理担当へ渡した。

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どおりなら丈夫です。分からないときは、移から青葉通信へ連絡してください」

森本は両で186ページのファイルを抱え、くうなずいた。

6。私のアカウントは予定どおり自で失効した。

田が「野がいなくなれば止まる」と言い続けた刻を過ぎても、監画面はすべて緑のままだった。取引処理も顧客回線も正常にき、警告音は1度も鳴らない。

壊れるように仕掛けてることも、困る姿を見届けることも、私には必なかった。鞄を肩へ掛けると、4通ったフロアが、初めての職のように見えた。

エレベーターを待っていると、背で相馬が私を呼び止めた。には、監査担当が事共フォルダから見つけた覧表がある。

野さん。18万円に据え置かれていたのは、あなただけではないようです」

覧表には、私を含めて11の名が並んでいた。

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