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"同じ部署の社員が月30万〜50万円もらう中、私の月給だけは18万円だった" 第13話

1126の続き

佐藤の声が残った録音は、切り取られたい音声ではなかった。社内のオンライン会議システムが自した26分の記録で、参加者、刻、終刻まで監査ログに残っている。

期のたちは、更しないと言えば黙ります》

その発言のには田が対象者の名を読みげ、には、誰の成果をどの正社員へ付け替えるか相談する会話が続いていた。私だけを狙った度の判断ではなく、同じ方法を繰り返していた証拠だった。

都システム発の部監査は、顧客側のアクセス履歴と社内の勤怠記録を1件ずつ照した。最初に確認された1126へ、退職者4が担当していた古い案件を加えると、記録からされていた対応は計1847になった。

画面には、青葉通信を含む8社の記録が分けされていた。顧客側には午11の復旧報告が残っているのに、会社の勤怠は午6で終している。翌朝、本申請をした履歴まである案件では、田が《通常業務内》へ変更し、佐藤が2分に承認していた。

そのうち、私の分は978。4夜や休に端末をいた刻、顧客へ復旧を報告した刻、翌朝の通常勤務まで、途切れず残っているものだけを数えた結果だった。

数字を見たとき、私はしばらく言葉がなかった。

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978というさより、その半を自分でも正確に覚えていないことがしかった。眠れないまま朝を迎えたも、めた夕を流し込んだ夜も、当は仕事だから仕方がないと片づけていた。

監査担当者は、与差そのものと、未払いの能性がある対応を分けて理した。契約社員だから与がいというだけで、すべてが直ちに違法になるわけではない。しかし勤務の事実を把握しながら記録せず、い評価を維持する材料にしたなら、話は別だった。

聞き取りに応じた7は、互いに面識がない者もいた。それでも全員が、更の直に同じ言葉を聞かされている。

オンラインの聞き取り画面には、顔をさず音声だけで参加するもいた。退職から3たっても、会社にられれば次の職響するのではないかと恐れている。藤原は証言者の名を必に社内へ示せず、資料番号で管理すると説した。

《代わりはいくらでもいる》

《文句があるなら、次は更しない》

《顧客に迷惑をかけたくないなら黙って続けろ》

画面越しに証言を聞きながら、私は何度も指先を握り直した。自分だけがかったのではない。責任を捨てられないが選ばれ、同じ点を使われていたのだ。

退職者の武田という男性は、19万円で融会社の夜保守を担当していた。

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障害通へ応じなかった正社員の代わりに午1から作業し、翌朝8に復旧させたが、報告から名を消された。それでも顧客へ迷惑をかけたくなくて、契約が終わるまで黙っていたという。

野さんが記録をしたと聞いて、やっと自分も話していいとえました」

謝されると、胸が痛んだ。私は誰かの代表になるつもりで更を断ったのではない。ただ、自分の仕事を自分の名で残したかった。その決断が、閉じられていた別の記録までいたのだ。

森本も社内の正式な窓を通して証言した。田から《期社員の作業者名は報告さない》と指示されたこと、菱田が対応していない障害を自分の成果として提したことを、保管されていた業務連絡と緒に説した。

監査始から8目、最終確認用の覧が藤原の端末へ届いた。

き換えられた顧客向け報告は、計31通。実際の作業者名が消され、7の正社員の実績へ移されている。菱田はその数字を根拠に2回の特別賞与を受け、次期課候補にも推薦されていた。

2回の賞与は各60万円、計120万円。私が73件を処理しても額18万円は変わらず、菱田は私の名が消えた報告によって、私の6か分を超える額を受け取っていた。

そして31通すべての最終承認欄には、同じ2子印があった。

田浩と、佐藤奈津子だった。

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