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"同じ部署の社員が月30万〜50万円もらう中、私の月給だけは18万円だった" 第18話

戻された11の名

都システム発は、虚偽報告を提した38社へ訂正文を送った。誰がどの作業を担当し、承認欄がどうき換えられていたのか、31通の報告を1件ずつ訂正する内容だった。

私の73件も、ようやく《実作業者 野美咲》として顧客記録と致した。画面に名が戻っても与が増えるわけではない。それでも、あの夜そこにいたが誰だったのか、会社の都ではなく事実として残る。

ほかの10についても、部監査ち会いのもとで個別協議が始まった。の5は、調査へ協力したことを理由に配置や更利益を受けないと面で保障され、実際の職務にわせて与と肩を見直すことになった。退職した5には、未払いの能性がある対応と評価訂正の資料が送られた。

職者へ最初に示されたしいは30万円から38万円だった。全員を同じ額にするのではなく、経験数、担当範囲、夜対応の無を部の基準と照らして決める。以のように田と佐藤の2だけで数字をき換えることはできず、本へ算定理由も説される。

全員が同じ額で解決したわけではない。勤務期も記録の量も違い、協議を続けるもいた。それでも、最初から《代替能》の1で閉じられるは、もういなかった。

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武田からは、訂正の報告の写真が届いた。午1から8まで対応した融会社の障害記録に、彼の名が入っている。

《転職の面接で、やっと自分の実績として説できます》

その1文を読んだとき、420万円が振り込まれたとは違う温かさが胸に広がった。名は数字のように座へ入らない。それでも、次の仕事へむための力になる。

別の退職者は、3に自分の力だとい、技術職そのものをれていた。訂正された評価表を受け取ったあと、もう度だけシステム運用の求へ応募してみると藤原へ伝えたという。奪われていたのは与だけではなく、自分は続けられないというい込みだった。

都システム発には、簡単ではない々が残った。6億4000万円の契約は戻らず、60の移が終われば青葉通信の業務かられる。相馬は役員報酬を減らし、部監査の費用と11分の精算を会社が負担すると発表した。

を失った責任を現の社員へ転嫁しないため、規採用は止されたが、斉解雇はわない方針も示された。爽言で会社全体が消えるより、残ったたちが虚偽のない仕事へ作り直すほうが、私には正しい結末にえた。

ただし、会社そのものを潰して終わりにはしなかった。関係のない社員の雇用と顧客のシステムを守るため、38社への説を続け、管理職の承認だけでは作業者名を変更できない仕組みを導入することになった。

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森本は型更の移に正式任命され、青葉通信との会議へ会社代表として参加するようになった。以は会議の議事録にさえ名がなかった彼女が、今は自分の判断を自分の声で説している。

野さんが残してくれた186ページ、今度はみんなで更しています。私だけが抱えないように、4で確認担当を分けました」

「分からないところは、分からないといていいんです。次のが質問できる形にしてください」

そう答えると、森本は笑って、すでに付箋が27枚も増えたと教えてくれた。以田なら未完成だと責めただろう。けれどは、使うが疑問を残し、直していくから役につ。

画面越しの森本は緊張していたが、線をげなかった。私が残したかったのは、誰にも触れられない完璧なではない。次のが直し、さらに次のへ渡せる仕事だった。

期限まで、あと3

予定されていた型更を、しい体制で実する夜が迫っていた。

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