"娘がいない夜も、足音がした" 第5話
503号の改修や設備振には言も触れていない。
作成者は森田だった。理事会の承認印はなく、管理会社も掲示に確認していなかった。私は写真を撮り、藤へ撤を求めた。
「報告は、603号の子どものを原因としていません。『複数の活音』では、娘への疑いが残ります」
藤はすぐ剥がすと答えたが、森田は掲示板ので私を待っていた。「設備音があったからといって、お宅が静かだった証にはならない。子どもはるものだ」
「娘が活ので度もらなかったとは言いません。でも、あなたが毎晩指摘した1043分の音は、娘ではなかった」
「謝罪が欲しいのか。か」
私は咲へ直接接触しないこと、無断で学へ連絡しないこと、理事会名義を使った個な警告をやめること、設備を正することを求めた。費用負担は管理規約と事責任を確認したで決めるべきだと伝えた。
森田は「母子庭は被害者識がい」と吐き捨てた。その言葉を聞いていた民が2いた。以の私は恥ずかしさからちっただろう。今回は、「庭状況は設備調査と関係ありません」とはっきり答えた。
理事会では、森田が議を務めることに異議がた。副理事の宮がし、調査会社の担当者とマンション管理士が説した。報告によれば、主な夜音は703号の器洗浄排が共用管を通り、503号の適切な固定箇所で増幅されたものだった。
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703号の夫婦は、午10半に予約運転を使っていたことを謝った。しかし器の通常使用であり、使用細則に禁止の定めはない。夜利用を控える協力はするが、根本原因は503号側の接触を直さなければ残る。
森田は、改修は業者へ任せたので自分に責任はないと主張した。マンション管理士は、施業者が廃業していても、専部事を発注し現の状態を所している区分所者に、正協力を求めることはできると説した。ただし費用の全額を誰が負担するかは、共用部分の復旧範囲を分けて見積もる必がある。
管理会社にも、2の記録を引き継がず放置した問題があった。藤の司が席し、点検報の管理備を認め、再調査費用の部を会社で負担すると申した。
私は、8万円の防音マット代と簡易計測費、姉宅へ避難した交通費を覧にして提した。すべてが返ってくるとはっていなかった。カーペットは今も使えるし、私自が最初に活音の能性を認めて購入した物でもある。
方、森田が理事会決議なしでした退警告、私の庭状況を持ちした威圧、無にも虚偽の苦を続けたことは、設備費とは別の問題として記録に残すよう求めた。
会議の最、森田は理事を辞めないと言った。
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「私は民の静かな活を守ろうとしただけだ」
宮は静かに答えた。「守るためなら、違った相を責め続けてもいいわけではありません」
理事3の連名で臨総会が請求された。
総会までの3週、掲示板には匿名のが2度貼られた。《部民が額な調査を求し、修繕積を私物化している》という内容だった。跡も作成者も分からず、私は森田が貼ったと決めつけなかった。管理会社は防犯カメラを確認したが、掲示板の角度は映っていなかった。
匿名文を見た民から、私のポストへ「子どもがいるなら戸建てへけ」というが入った。反対に、「うちでも配管音がする」と部番号をいたメモも届いた。方と敵がはっきり分かれたのではなく、同じ民のにも積へのと調査の必性が同にあった。
私は全戸へ自分の主張を配ることを考えたが、弁護士に止められた。な応酬が増えれば、設備正の議論が個攻撃へ変わる。総会資料には専報告、費用見積もり、続きの問題だけを載せ、庭事の説は最限にした。
咲には総会へなくていいと伝えた。娘は自分のことなのにと迷ったが、が決めつけた問題を子ども本に証させる必はない。総会当は姉ので過ごし、結果は私から話すことにした。
臨総会には、全48戸のうち31戸が席または委任状を提した。
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