"卒業3か月前に消えた娘" 第5話
すみ子自、いそう信じていた。
川崎だけは、ファイルを机の片隅から片づけなかった。
正式な捜査員が減ったも、休みのやの事件のに、郊発の資料を集め続けた。
蓮子が赤い丸をつけた3か所。
補償に関する陳。
達夫の担当区域。
そして、達夫の名がてくる以の記録まで遡った。
1993から1995。
部ので補償額が自然にく算定された記録があった。
誰かがく受け取ったのか。
類だけが増しされていたのか。
差額がどこへったのか。
公な調査では確定していなかった。
川崎は記録まで調べる権限を持っていない。刑事事件との直接な結びつきがない以、それ以めることも難しかった。
「川崎さん、まだやってるんですか」
同僚に聞かれたことがある。
「何を?」
「あの女子の件」
川崎はファイルを閉じた。
「終わったとは聞いてない」
1998、川崎に異が決まった。
ファイルも庫へ移されることになった。
移管の夜、川崎はで残り、最初から最までもう度読み返した。
鉛でつけた「?」は11個あった。
達夫が届に目撃報をしたこと。
蓮子が叔父と話した翌朝に消えたこと。
卒論資料が全部なくなっていたこと。
赤い図。
補償。
を閉ざした老。
最のページの余へ、川崎はい文をいた。
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《この事件は終わっていない》
そのに付だけを入れた。
1998312。
ファイルは庫へ入った。
だが同じ頃、蓮子が図に赤丸をつけた域では、しい国の事がんでいた。
古い畑が掘り返され、いには量のが運び込まれた。
誰もらなかった。
その事が数、度止まった事件を再びかすことになるとは。
2001712。
朝からい差しが照りつけていた。
富郊の国事現では、数から断続に続いていた拡幅事が最終段階へ入っていた。を掘り、盛りをしての基礎を作る作業が朝からめられていた。
午10過ぎ。
ショベルカーの運転が、バケットに奇妙な抵抗をじた。
とは違った。
度械を止め、穴へりる。
を払った運転は、しばらくかなかった。
現責任者がづく。
「どうした?」
運転は顔をげた。
「警察を呼んでください」
事は止まった。
発見されたものはいをで過ごしていたため、元の確認にはをした。しかし成女性とみられ、推定される体格と埋められた期は、6に方になったある物と致する能性があった。
さらにの痕跡と、錆びた鞄の具が見つかった。
そして、現の捜査員が特に注目したものがあった。
のビニール袋に包まれただった。
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偶然包まれた状態ではない。
やから守るため、らかに誰かが図して何にも密封している。
翌、鑑定担当者が慎に封した。
からてきたのはA4判の2枚。
収用に関する政文のコピーだった。
番。
補償額。
算定単価。
複数の所者の名。
ところどころに青いボールペンで線が引かれている。
2枚目の余には、きの文字が残っていた。
《単価に自然な変更あり》
《実際の支払額との照必》
そして最に、
《担当者 達夫》
とかれていた。
たに捜査を担当した田警部補は、その名を見て未解決の方事件を調べた。
1995。
富。
成女性。
学。
2つ目のファイルをいたところで、が止まった。
《蓮子 24歳》
卒業論文のテーマ。
郊発と域民の記憶。
ファイルのには、鉛の「?」がいくつも残っていた。
最のページ。
《この事件は終わっていない》
1998312。
川崎敬吾。
田はそののうちに川崎へ話した。
異、別の署で勤務していた川崎は、発見所を聞いた瞬、黙った。
「川崎さん?」
数秒、い声が返ってきた。
「所をもう度言ってください」
田が名を伝える。
また沈黙。
「そこです」
「何がです?」
「図の赤丸です」
数、2は向かいった。
川崎は枚の封筒を持参していた。異に理していた、公資料の控えや自分のメモだった。
赤丸の位置。
補償。
達夫が担当していた区域。
陳記録。
川崎は6消えなかった疑問を、つずつ机へ並べた。
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