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"娘の就職祝いで夫は私を泥棒と呼んだ" 第5話

娘が消えた夜

義母は翌、F・リンクの通帳コピーを持ってきた。振込先は原の兄が代表を務める《I・プランニング》。さらにそこから、製凍設備の予約として百万円が送られている。だが会社のに設備はなく、輸入記録も確認できなかった。

を通じて自治体の補助事業窓へ相談すると、担当者は詳細をかさなかったものの、来週会社への現確認を予定していると認めた。千を責任者にしたのは、審査直に若者・女性活躍の形をえるためだったらしい。

私は術記録、端末履歴、F・リンクの資移を理した。録音の原本提も改めて求めたが、会社側は《防犯システムから抽したデータであり、元器は更済み》と回答した。私の保求を受けたあとに更したなら、証拠を失わせたことになる。

の病院面会記録も届いた。隆司は午分に病棟をて、分に戻っている。会社まではで分。送と録音の刻に会社へくことは能だった。

私は警察の相談窓へ資料を持ち込み、まだ被害届ではなく、文偽造と正アクセスの能性として記録を残した。担当者は「会社内部の民事争いだけでは判断できないが、端末記録や原音があれば確認する」と言った。

その晩、千から話があった。

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背での音がした。

「お母さん、病院の記録を会社へした?」

「弁護士を通してした。あなたはどこ?」

「お父さんが、私の責任者就任を取り消すかわりに、確認へ署名してって。お母さんが指示したとけば、補助事業とは切りせるって」

「署名しないで。所を教えて」

話は切れた。それから千のスマートフォンは源が落ちた。

真夜になっても帰宅せず、隆司は「成した娘のき先までらない」と答えた。私は警察へ相談したが、自分ので父親といる能性がく、事件性を示すものがなければ直ちに捜索はできないと言われた。

翌朝、千のアパートへくと、会社のパソコンと雇用類が消えていた。机のにはい便箋が残されている。

《お母さん、ごめんなさい。お父さんの言う通りにします。そうしないと、お母さんが逮捕される》

私は会社へ向かった。事務所は閉まり、階の経理だけが空になっていた。庫もサーバーも運びされている。

机の引きしには、通の自が残されていた。

《千万円の送は、すべて母・美の指示でいました》

末尾には、千の署名と実印が押されていた。

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