みかん小説
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"妊娠八か月の私に姑は四十人分のおせちを作らせた" 第11話

姑のアパート

建物をけ渡した幸子は、親戚のを転々とした。だが、以彼女が嫁を悪く言うたび同調していた親戚も、くまわせることまではしなかった。最終にで払える古いアパートへ移った。

幸子から、結に会わせてほしいというが届いた。謝罪より先に、孫には祖母が必、嫁のみで血縁を切るなとかれていた。

私は返事をしなかった。通目には、母子帳を取りげたことだけは悪かった、が忙しく自分も余裕がなかったとあった。通目でようやく、役員報酬の通帳を自分が管理し、私がらないことを分かっていたと認めた。

それでも、会わせる条件は謝罪の回数ではない。育児支援窓へ虚偽相談した理由を訂正し、私への直接連絡をやめ、健太の面会へ無断で同席しないこと。幸子は最初、屈辱だと拒んだ。

半、彼女はの記録へ補説を提した。私が精神に定という根拠はなく、族の対から自分が誇張したと認めた。

その、第者関で分だけ結を見た。抱くことは許されず、ガラス越しでもない距から、で遊ぶ孫を眺めた。

幸子は泣いたが、私は慰めなかった。泣いたことと、変わったことは同じではない。次の面会は、彼女が境界を守れるかを見てから決める。

夫だったの再発

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健太は結局、別の居酒で調理師として働き始めた。肩はなく、朝の仕込みから皿洗いまでう。最初の数かは、元経営者だと周囲へ話して指示をし、主と衝突したらしい。

面会の、彼は私へ、を取り戻す資を貸してほしいと言った。自分には料理の才能があり、母も反省している、結のためにも父親が成功する姿を見せたいという。

私は貸さなかった。

「結のため、という言葉で私のおをかさないで」

健太はたいと言ったが、職員のではそれ以迫れなかった。その、自分の与から毎額の養育費を払い始めた。遅れるもあったが、払えない理由と翌の計画を面で伝えるようになった。

私は彼の変化を褒めなかった。養育費は善ではなく責任だからだ。ただ、約束を守ったの記録も残した。悪かったを永に悪へ固定することも、境界を守ることとは違う。

、健太は勤務先でさな宴会メニューを任された。私の通販事業へ宣伝を頼んできたが、通常料の見積を送った。彼はいと断り、自分で写真を撮った。

それでよかった。元夫婦だから無料で助ける関係ではなくなった。

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