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"ただの経理パート" 第4話

社が止まった本当の理由

顧客社との同確認会で、発注止は真由美の連絡によるものではないと正式に確認された。削除された件の記録と顧客側の検査票が致しなかったため、契約条項に従って自止されたのだった。彼女は鳴らず、次に必な資料だけを鞄へ入れた。

真由美は改善資料の所を説したが、自分を復職させることを条件にはしなかった。第者の品質管理会社を入れ、再検査に格すれば段階に発注を戻す案を示した。それは勝利ではなく、奪われた判断権を自分のへ戻す最初の続だった。

達也は妻が自分を社の座からろそうとしていると非難した。しかし顧客の担当者は、問題は夫婦喧嘩ではなく、経営陣が都な記録を消したことだと言い切った。その点では、目のの来事が次の証拠へどうつながるのか、まだ誰にも分かっていなかった。

会議、耶は削除を真由美からで指示されたと主張し始めた。だが更履歴には真由美の退職、耶の管理者IDで件が消された刻まで残っていた。真由美は結論を急がず、ではなく記録の順番を守ることにした。

第の疑問には答えがた。注文を止めたのは真由美ではなく、会社自の虚偽だった。それでも達也は謝らず、妻が資料の所を教えなかったせいだと責任を移した。

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族という言葉で曖昧にされてきた責任が、ようやくつずつ形を持ち始めていた。

同確認会では、顧客の品質担当者が削除の画面を並べて示した。番号が連続しているのに件だけ欠け、添付写真の保先も空欄になっていたため、偶然の入力漏れでは説できない。耶は古い記録を理しただけだと言ったが、契約では軽微な異常も保することになっていた。

真由美は達也の失敗をべなかった。産線の向こうには宅ローンや子どもの学費を抱えたの活がある。それでも社員を守ることと、社の虚偽を隠すことは違うため、彼女は再条件を具体化し、責任者の交代を顧客側から正式に求めてもらった。

会議を終えた顧客担当者は、真由美へ個に戻ってほしいとは言わなかった。その代わり、あなたしか分からない状態も危険だったと率直に指摘した。の痛い言葉だったが、彼女は否定しなかった。達也に仕事を奪われた被害と、仕事を抱え込みすぎた自分の課題は、同にしていた。

森川が取り寄せた古い融資契約には、さらに別の条項があった。父母への借入が完済するまで、会社は関連会社へ定額以の資を移してはならず、残債は千百万円も残っていた。

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