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"ただの経理パート" 第8話

値で仕入れた良資材

発注が部再される直、倉庫から表示の違う包装材が見つかった。達也は真由美が退職に発注した良庫だと発表し、品質事故の責任を再び押しつけようとした。族という言葉で曖昧にされてきた責任が、ようやくつずつ形を持ち始めていた。

しかし搬入の映像には、彼女が会社をれたにトラックが到着する様子が残っていた。受領印を押したのは耶が採用した購買担当で、納入会社は耶の兄の会社と所が同じだった。相の言葉より、残された付と額のほうが正確だった。

価格より割い代が支払われ、検査証も別製品の番号を転記したものだった。耶は会社価値をめるどころか、收购准备を実に自分の族へ利益を流していた。彼女は鳴らず、次に必な資料だけを鞄へ入れた。

達也は証拠を見せられ、初めて耶へ説を求めた。耶は社自が承認した請求だと返し、責任を負うなら緒だと静に言った。それは勝利ではなく、奪われた判断権を自分のへ戻す最初の続だった。

その夜、達也は真由美のむ部を訪れ、の夫婦なのだから緒に耶を追いそうと頼んだ。自分も騙された被害者であり、庭を戻せるとまでにした。

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その点では、目のの来事が次の証拠へどうつながるのか、まだ誰にも分かっていなかった。

良包装材には、本来必な耐試験の結果が付いていなかった。もしそのまま品で使われれば、加程で接着剤が剥がれ、回収事故へつながるおそれがある。真由美は夫を追い詰める証拠としてではなく、まず使用止が必な全問題として第者関へらせた。

達也が訪ねてきた、にはが婚旅で買った古い写真てがあった。いを見せれば妻は態度を変えると考えたらしい。真由美は受け取らず、過に幸せながあったことと、現の正を緒には扱えないと告げた。

写真てを持つ達也の姿に、真由美も瞬だけ昔の夫をねた。創業直、で夜まで納品箱を組みてた々は本物だった。しかし昔の努力は、今の偽造を相殺する貯ではない。彼女はその区別をにすると、達也が置いていった写真を封筒へ入れ、代理経由で返却した。

真由美は扉の鎖をさなかった。社員ので私をにしたのはあなたであり、必な話は代理を通してくださいと告げ、初めて夫の頼みを自分の仕事として引き受けなかった。

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