みかん小説
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"夫は私を最低な妻として配信していた" 第3話

千百万円の被害者

私はそので署名せず、画のURL、投稿、再数を保した。自宅の器にも触れず、弁護士へ相談するまでは拓也へ削除を求しなかった。慌てて消されれば、元データまで失われる能性があった。

弁護士の野は、単に夫婦喧嘩を公した問題ではないと言った。顔をぼかしていても、声、勤務先、内、族構成から個が特定できる。未成の娘を継続に演させ、収益を得ている点も確認が必だった。

プラットフォームへ権利侵害の申告とデータ保求をい、庭内のカメラは専業者に調べてもらった。台所、廊、居から計台。浴や寝にはなかったが、リビングの装置は以稼働していた。

拓也は仕事の収入が減ったと言い、私は宅ローンと活費の割を負担してきた。彼には毎万円を渡し、編集用材も計から購入した。

ところが画アカウントの推定収益を調べると、広告だけで万から万円。会員、投げ銭、料相談まで含めれば、で千百万円を超える能性があった。

拓也はライブ配信で、妻に財布を管理されも買えないと語っていた。聴者は父娘の避難費用として寄付を送っている。

記録を確認すると、収益は拓也名義ではなく《Tファミリー支援》という個事業座へ入っていた。

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事業の共同管理者は画編集者の野玲子。拓也が夜に頻繁に連絡していた女性だった。

野の事務所へく、私は仕事帰りの喫茶で画の覧を作った。投稿、映っている、切られた発言、元の来事を別々の欄にく。母親として嫌な面を見返す作業だったが、「全部嘘」とまとめれば本当にっていたの説がつかなくなる。野も、反論を急いで公するより、検証できる記録を作る方がいいと言った。私が夜勤にく言ったも、そのまま表へ残した。

業者がカメラをしたは、私と野の紹介した会が同席した。取りしのを写真に撮り、器ごとに設置位置を記録する。私がで触ったと言われないようにするためだ。拓也はだったが、帰宅したら必ずるだろうとった。だから連絡の窓を野に移し、荷物を最限だけまとめた。をる判断は、娘を置きりにするようで苦しかった。菜が望めば全な所で会えることを、カウンセラーを通じて伝えるつもりだった。

座を調べるうち、拓也の「仕事がない」という説にも期のずれが見えた。宅ローンを私の与座から落とすように変えたには、配信の会員数が急増していた。族のを減らしたのは私の収入が定だからだと言われたが、私は勤め先を変えていない。

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彼のしい材が届くたび、仕事をて直そうとしているのだとっていた。私の支払いと、私を責める配信の収益が同じ卓を支えていたことに気づき、数字を見る指先がたくなった。

見積もりの数字は確定収入ではないと野にを押された。私は千百万円というきさだけに目を奪われ、まだ見ていない帳簿まで決めつけそうになっていた。座の入、寄付の募集文、広告の履歴を照しなければ、拓也が何を隠したかも分からない。りを資料に変える作業はった以にがかかった。

玲子の名は請求にも何度かあった。夜遅い連絡や張の説と結びつけたくなったが、野に止められるに私は自分で資料を閉じた。恋関係があってもなくても、問題は画の制作に誰が関わり、誰の判断で菜を演させたかだ。私は娘を取り戻すために夫の私活を暴く母親にはなりたくなかった。必な事実だけを確かめるため、玲子との取引記録を野に渡した。

倫を疑うより先に、野は言った。

「関係を決めつけないでください。なのは、誰が原本を持ち、誰が編集内容を決めたかです」

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