みかん小説
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"夫は私を最低な妻として配信していた" 第4話

娘が受け取った報酬

菜とは学の相談で会った。担任とスクールカウンセラーが同席し、拓也には内容をそのまま伝えない条件だった。

菜は最初、全部父に制されたと言った。しかしカウンセラーが責めずに尋ねると、部の画には自分からたと認めた。しいスマートフォンを買ってもらい、撮回につき千円、に万円ほど受け取っていた。

「お母さんは夜勤ばかりで、文化祭にも来なかった。お父さんが、言えない気持ちを画にすれば、お母さんも変わるって」

私は謝った。急患対応で文化祭ににわなかったこと、約束に連絡が遅れたことは私の責任だ。ただし、しかった事実と、言っていない暴言を母の言葉にすることは別だと伝えた。

菜はかから撮を嫌がっていた。学の友が自宅のカーテンを見てアカウントへ気づき、からかわれたからだ。拓也へ辞めたいと言うと、収益がなくなれば宅ローンを払えず、母親のせいで族がばらばらになると言われた。

私は娘へ、今すぐ私の側へ来るよう求めなかった。スマートフォンも返さなくていい。ただししい画には演せず、父親から台本を渡されたら写真を残すよう頼んだ。

帰宅すると、拓也が珍しく夕を作っていた。カメラの位置をった私が鳴る面を撮るつもりだと分かった。

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私は卓へ座らず、「今の連絡は記録の残る形で」とだけ言い、必な類を持ってくのホテルへ移った。

相談へ向かう廊で、私は娘が幼い頃に使っていた筒と同じのものを持つ徒とすれ違った。数かまで菜は帰宅すると部活の愚痴を台所で話していたのに、私は「ご飯を温めてから聞くね」と何度も先延ばしにした。話す所がなくなったところへ、父親がカメラを差ししたのかもしれない。だからといって撮に同した理由を私のだけで片づけたくもなかった。菜自がどうじたのか、初めてで聞く覚悟をした。

菜は千円の入った封筒を最初は遣いだとっていたという。再数のい回のあとには、しいイヤホンを買ってもらった。父がぶと、母への満を言えた自分も認められた気がしたらしい。「お母さんが来なかったは本当だよ」と繰り返す彼女に、私はうなずいた。約束を破ったのことを、編集のせいで消してはいけない。ただ、その翌週に私が休みを取って学へったことも、画には映っていなかった。

友にアカウントをられた、菜は机に突っ伏してを過ごした。面がって画を見せる子ばかりではなく、「丈夫?」と聞く友もいた。それでもらないが自分の母親を裁く画面を、同級が持っていることが耐えられなかった。

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拓也は「正しいことをしているなら隠す必はない」と言い、撮を続けた。菜は今、あのスマートフォンを欲しかった自分と、やめたいと言えなかった自分の両方を恥じていた。

帰り、私は菜から届いた昔の写真を見返した。文化祭の発表準備で作った飾りを、彼女は当よりに私へ送ってくれていた。その私は「きれいだね」と返し、当けなかった。届いていた図を分に受け取れなかったことは、拓也の編集とは別に向きうべきことだった。次の面談では、まずその話をしようとった。

面談の終わりに、私は「私を許さなくてもいい」と告げた。菜は泣かず、膝ので制の裾を握っていた。カウンセラーが次の面談を提案すると、菜は予定表を見てからさくうなずいた。帰宅した私が卓のカメラへ線を向けると、拓也は包丁を置いて「今は穏やかなんだな」と笑った。その言葉を証するための映像に映らないよう、私は事をしなかった。

その夜、アカウントに予告がた。

《次回、護師の妻が娘にした決定な為を公します》

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