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"赤いガーベラと私の家" 第13話

哲夫が作った噌汁

がけてすぐ。

哲夫から写真が送られてきた。

鍋。

噌汁。

見た目はし濁っている。

《作った》

それだけ。

私は笑った。

《具、すぎない?》

《野菜入れれば健康かとった》

《入れすぎ》

数分。

《でもえる》

別居には考えられなかったやり取りだった。

裕夫婦は結局、くの賃貸マンションへ引っ越した。

哲夫は暮らしになった。

「静かだ」

話で言う。

「寂しい?」

「し。でも楽でもある」

私は笑った。

「私と同じね」

哲夫も笑った。

婚については、急がなかった。

元へ戻るつもりもなかった。

夫婦としてどうするかは、これからゆっくり決めればいい。

事なのは、私がもう義務だけで同じへ戻らないことだった。

「子」

「何?」

「裕のこと、ありがとうな」

「何が?」

「あいつ、自分で洗濯するようになったらしい」

「それは私にお礼言うことじゃないでしょう」

「そうだな」

しがあった。

「俺もだけど」

「何?」

「おがていかなかったら、たぶん分からなかった」

私は母の絵を見た。

赤いガーベラ。

母は、きているずっと働いていた。

私を育てた。

音をほとんど吐かなかった。

その母を見て育った私は、らないうちに同じことをしていたのかもしれない。

黙って耐えること。

やってあげること。

族なら仕方ないとうこと。

「分かったなら、自分のことは自分でやって」

「はい」

哲夫の返事が妙に素直で、私はまた笑った。

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