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"愛人と帰国した夫、30分の猶予" 第7話

と鳴り散らして私に突き返してくる。夜泣きが始まろうものなら、隣の部から壁をドンドンと叩き、「うるさくて眠れないじゃないか! へ連れして泣き止ませてきなさい!」と喚き散らす始末だった。

からったことだが、義母はこの、すでに自分がんでいた賃貸宅を勝に引き払い、完全に退を断って転がり込んできていたのだ。主である私に、言の相談もなく。

に銭もを入れない夫と、勝に居座って威張り散らす義母。

のを養う圧に押し潰されそうになりながら、私は腕ので眠る翔太の温もりだけをの拠り所にして、歯をいしばって耐え続けた。

翔太の乳が始まってしばらくした頃、運良く所の認保育園への入園が決まった。

計をで支えなければならない私にとって、期の職復帰は活問題であり、まさに朗報だった。

しかし、私が復職すると、義母の嫌がらせはさらに湿さを増した。

「仕事にかまけて掃除のを抜いている」「母親のがりない」と毎ネチネチと責めてられる。私が「お義母さんはにいらっしゃるのですから、しだけでも洗濯物を取り込むのを伝っていただけませんか」と頼むと、義母は目を吊りげて絶叫した。

「自分がで稼いでいるからって、姑を召使い扱いする気かい!? これ以気なを利くなら、息子に言って婚させてやるからね!」

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そのくせ、義母は所の目を気にして「良き祖母」を演じるため、私の承諾なしに勝に保育園へ翔太を迎えにったりした。そしてに連れ帰ったものの、翔太がぐずってに負えなくなると、私の職に話をかけてきて「く帰ってきなさい!」と鳴りつけるのだ。

義母の気まぐれのせいで、私は何度仕事を退し、同僚にをげたか分からない。

見かねた私は、保育園側に「祖母であっても、私以ののお迎えは切受け付けないでほしい」と厳格に申し入れた。それをった義母は「鬼嫁だ!」と騒ぎしたが、にも、このは憲吾がに入って義母を宥めてくれた。

「母さん、咲子も仕事で変なんだからさ。翔太の保育園の事や保護者会には、俺が積極に参加するからさ」

憲吾のその言葉に、私は底救われたようないがした。

実際、憲吾は保育園の運会や発表会、父母の会の集まりなどに、忙しい仕事のを縫ってに参加してくれるようになった。父親らしい面を見せてくれたことに、私はく謝していたのだ。

だが――翔太がからへと級した頃、憲吾のに奇妙な違が混ざり始めた。

に数回、憲吾は「保育園の父母会の集まりだ」と言って夜のへみにかけるようになったのだが、その度に決まって朝帰りをするようになったのだ。

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理由を尋ねると、憲吾はもっともらしい顔をして言い訳をした。

「翔太と仲のいいアキラ君のお父さんがさ、めちゃくちゃ酒がくて毎回潰れちゃうんだよ。父親の参加者がないから、俺が朝まで介抱してやってるんだ。アキラ君のパパも恥ずかしがってるから、保育園で見かけてもその話題は絶対に振らないでやってくれよな」

共働きの庭がい認保育園で、父親同士の交流があること自体は素らしいことだ。しかし、平の夜にに何度もみかし、の父親を朝まで介抱して帰ってくるという話には、どうしても拭いれない自然さが漂っていた。

度、「今度は私も参加してみようかしら」と軽くにしてみたことがあった。

すると、憲吾は骨に嫌そうな顔をして私を制した。

「普段参加してないおが急に来たら、みんな気を使って盛りがらないだろ。空気を読めよ、空気を」

アキラ君の父親以に誰が参加しているのかも教えてもらえず、保育園の送迎にの保護者に尋ねることもできない。

謎に包まれた「父母会のみ会」は、翔太が卒園を迎えるまで、定期に繰り返された。

翔太が学にがると、憲吾は突然、教育な父親へと変貌を遂げた。

「男の子は幼いうちから芸事をにつけさせるべきだ。

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