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"自治会を抜けたら、ごみを返されました" 第12話

昔から、の

写真を列から順に回してもらうと、民たちのにさなざわめきが広がった。若い頃の源さんを見つけて笑うもいたが、写真の板に「共同集積所」とあることに気づくと、表が変わった。私は設置当の申請に「周辺利用世帯」とかれていたこと、の補助と各戸の負担で作られたことを説した。資料の所も、自治会館に保されていたものだとらかにした。

源さんがちがり、当の事を話した。カラスに荒らされたごみが通学へ散らばり、自治会に入っていない借のも困っていたこと。そこで利用する々で費用をし、田島にを貸してもらって、共同の所を設けたこと。「会員だけのために作った覚えはない」と言うと、配の女性が「あの頃は私も掃除にたわ」と頷いた。

恵さんは写真を机に戻し、「昔の事は分かりました。ただ、現は自治会が維持管理しています」と答えた。私はそれを否定しなかった。「だから私も、必な負担は引き受けたいんです。自治会費の全額を払わなければごみをせないという決まりが、いつできたのかをりたいだけです」。自分の声がったより落ち着いていたので、し驚いた。

「会費のから管理費をしている以、区別が必でしょう」

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。恵さんの説に、列の男性が「では清掃と管理の実費だけ負担する方法はないんですか」と尋ねた。彼女は「そうすると別の会計が必になります」と答えた。男性は「面倒でも、今のままごみをせないがあるよりいいんじゃないですか」と言った。恵さんは資料を揃え、次の質問を求めた。

私は、所者の正弘さんにも過の経緯を確認したことを伝えた。彼が現の利用をそので認めたわけではないこと、の条件は改めて関係者で確かめる必があることも付け加えた。都のよいところだけ話せば反論されると分かっていた。源さんは黙って座り、私の言葉を遮らなかった。

会のろから「でも、退会するが増えたら自治会が困るわ」という声ががった。私は「そうかもしれません」と答えた。防災訓練や祭り、見守り活には会費が必で、自治会を続けたいの気持ちも分かる。ただ、自治会に入らないことを選んだにも、ごみを適切にす方法は必だとう、と説した。

「川さんは、自治会が嫌いになったんですか」。突然そう聞かれ、私は返事に詰まった。嫌いという言葉で片づけられるなら、もっと簡単だっただろう。私はのに恵さんから話をもらって嬉しかったこと、の事が全部嫌だったわけではないことを話した。

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そので、万円の協力を断った、参加してきたことまでなかったように扱われたのがつらかったと告げた。

恵さんの表がくなった。「協力は任だと説しましたし、退会もご本のでした」。私は「その通りです」と答えた。「だからこそ、退会したら集積所が使えないという決まりも、きちんと示してほしかったんです」。会は静かになり、彼女は黒いファイルから自治会の会則を取りした。

会則には「自治会は共同施設の維持管理をう」とあるが、非会員の利用を禁止する条文はなかった。恵さんは「これまでの運用です」と説した。源さんが「運用なら、今から変えることもできるな」と言うと、何かが頷いた。私はようやく、ごみのことだけなら話しいの入にてたとじた。

ところが恵さんは「ただし、費用の負担を考えずに制度を変えることはできません」と続け、今の会計資料を広げた。私は机のに積まれた数字を見て、バッグの別の封筒に入れた議事録をいした。ごみの話だけで終わらせたい気持ちと、ここで聞かなければまた曖昧になるという気持ちがぶつかっていた。

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