"葬儀3日後、姑に追放された私に亡き夫からの連絡" 第16話
役所の職権更正と保険の凍結
そのの午、私たちは所轄警察署の刑事課を通じて、役所の戸籍課および方検察庁への緊急申してをった。 仏壇の引きしから押収されたノートとメールのプリントアウトは、決定な証拠能力を持っていた。
「これは……単なる過失の元誤認ではありませんね」 資料を精査したベテランの警部補が、険しい表でペンを置いた。 「佐藤数枝容疑者による、詐欺罪、印私文偽造・同使罪、ならびに体損壊・遺棄の教唆に該当するな刑事事件です。また、物流会社側の全管理責任者についても、業務過失致および証拠隠滅の疑いで制捜査に入ります」
役所の特別応接において、異例のスピードで続きがめられた。 警察本部からの公式証に基づき、直の届は「職権更正」によって即座に取り消された。 戸籍謄本の『』の文字のに線が引かれ、直は法に、この世に再び還したのだ。 同に、数枝が勝に提しようとしていた姻族関係終届は完全に却され、偽造類として警察に押収された。
続いて向かったのは、直が加入していた命保険会社の支社だった。 応接に現れた支社とコンプライアンス担当役員は、直の姿を見るなり直で々とをげた。
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「佐藤直様、奥様……この度は、当社の確認により、ご族になるご労をおかけしましたことを、よりお詫び申しげます」 机のには、数枝が提していた診断の偽造コピーと、付請求が置かれていた。
「この請求続きは、先ほど完全に無効化し、座の凍結をいました」 支社が厳しい調で告げる。 「すでに警察へ被害届を提いたしました。している被保険者をしたと偽り、保険を詐取しようとした為は、断じて容認できません」
さらに、直の勤務先に対しても、労働基準監督署と警察の宅捜索が始された。 会社側は観し、事故の真相――誠さんが作業員を庇って殉職した事実を全面に認め、役員の辞任と遺族への正式な謝罪を発表した。
夕暮れ、すべての続きを終えて警察署をた、の空は燃えるような茜に染まっていた。 直は松葉杖をつきながら、く、い息を吐きした。 「美……終わったんだな」
「いいえ、まだよ」 私は夫の横顔を見つめた。 「番切なことが、まだ残っているわ。……咲に、本当のことを伝えにかなくちゃ」
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