"骨壷に眠る花嫁" 第4話
直接な血痕や指紋が残っている能性はかった。
そこで捜査官たちは、周辺の防犯カメラに望みをかけた。
それは、干しのから針を探すような作業だった。
通常、防犯カメラの映像は数週から数かできされる。6の映像が残っている能性はほとんどない。
それでも刑事たちは諦めなかった。
業帯の企業を1件ずつ訪ね、当の監システムについて確認した。
数週、幸運が訪れた。
藤の倉庫に隣接する物流会社が、企業規則により防犯カメラのデジタルアーカイブを7保していたのである。
刑事たちは、20157、恵が失踪した夜の映像を請求した。
会議のモニターに、黒の粗い映像が映しされた。
何も映像を確認する作業が続いた。夜の業帯は暗く、画面のくはきのないだけだった。
そして午1117分。
1台のいトヨタ・ハイエースが、藤の倉庫へ続くに曲がっていくのが映った。
捜査官の1が画面にを乗りした。
「止めてください」
映像が止される。
種、製造、部バンパーの特徴なへこみ。
それらは、当弘が所していたと致していた。
ハイエースは倉庫の敷に入り、午452分までてこなかった。
その瞬、事件には犯帯、犯現の能性、そして両という3つの柱ができた。
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弘を取り巻く輪は、急速に狭まり始めた。
警察は弘への監を始した。
私警官が彼のを追い、会を記録し、通信の状況を確認した。捜査の再によって彼が揺し、誰かに連絡したり、証拠を処分しようとしたりすることを期待したのである。
しかし弘は驚くほど静だった。
事業を続け、取引先と会い、しい恋とも会っていた。常は完璧に保たれていた。
その静さは、捜査官たちを気にさせた。
この男は、普通の容疑者ではない。
非常に計算く、危険な相かもしれない。
受な監だけでは展しないと判断した捜査チームは、弘を再び事聴取に呼んだ。
尋問の空気は、以とはまったく違っていた。
同な雰囲気は消え、鋭い緊張が漂っていた。
捜査官は、20157の来事を分単位で再構築するよう弘に求めた。
弘は最初、落ち着いて答えた。
滑らかで、よどみのない説だった。
そこで刑事は、崎部の業帯が記された図をテーブルに置いた。
「藤さん。田恵さんの携帯話が最に反応したのは、この所です。あなたの叔父の倉庫のくです。説できますか」
初めて、弘の顔にさな揺れがった。
けれど彼はすぐに表をえた。
「彼女がそこへった理由は分かりません。私を驚かせようとしたのかもしれないし、私のらない用事があったのかもしれません」
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刑事は黙って聞いていた。
次に、監カメラの映像から切りした写真をテーブルに置いた。
そこには、業帯へ入っていくいハイエースが写っていた。
「これはあなたのですか」
部の空気が止まった。
弘はい、写真を見つめた。
その沈黙のに、彼の自信が初めて崩れたように見えた。
「……よくある種です」
「部バンパーのへこみまで致しています」
「その夜、従業員に貸したかもしれません。正確には覚えていません」
答えは急に曖昧になった。
弁護士が尋問を断した。
直接の自は得られなかった。
しかし、、最の位置報、倉庫との関連、両の映像。
証拠は分に積みがりつつあった。
翌、警察は藤弘に関係する複数の所への捜索令状を取得した。
対象には、彼の自宅、会社事務所、そして自宅裏のさなガレージが含まれていた。
朝、警察両が藤弘の自宅にまった。
隣民がカーテンの隙から様子をうかがう、捜査員たちは令状を示し、各所で同に捜索を始めた。
点が置かれたのは、自宅裏のガレージだった。
そこは異様なほど理されていた。
価な具が壁に然とかけられ、には油染みひとつない。を備する所というより、誰かに見せるために作られた展示のようだった。
最初の検査では何もなかった。
血痕反応も、目つ審物も見つからない。
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