"長男の嫁の答え" 第4話
という、都の良い労働力を無償で提供し続けるだけの、ただの具だったのだ。 私は何も言わず、静かに子からちがった。りで声を荒げることも、涙を流すこともしなかった。ただ、スマートフォンの画面をき、静かに「弁護士事務所」の文字を検索し始めた。
翌、私はガランとした義母の実の最終確認を終えた帰り、そので予約していた弁護士事務所のドアを叩いた。緊張で震える私を、物静かな弁護士が温かいお茶で迎えてくれた。 私はこれまでの4の介護の実態、炎での空き理の労働、そして夫から言い放たれた言葉のすべてを、堰を切ったように話し始めた。通り話を聞き終えた弁護士は、く頷きながら私に語りかけた。 「さん、変なご苦労でしたね。あなたがされてきた4の介護の貢献と、空き理における過酷な労働は、婚の財産分与において『寄与分』として分に考慮できます。これまでの記録や、費用の領収などは残っていますか?」 「はい……すべて、ここにあります」 私はバッグから、4の通院記録が細かくかれた帳、施設とのやり取りが残されたメールの束、そして空き理の業者との契約と、私がて替えたすべての領収をテーブルに並べた。弁護士はそれらを丁寧に確認し、私を真っ直ぐに見つめて言った。
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「これだけ揃っていれば分です。あなたの4の努力には、法律な価値がしっかりと認められますよ」 その言葉を聞いた瞬、私の目から、粒の涙がボロボロと溢れて止まらなかった。男の嫁だから当たりだと言われ続け、誰にも認められなかった私の4を、この世界で初めて、弁護士だけが「価値がある」と全否定せずに認めてくれたのだ。
夫にすべてを告げたのは、それから数週、義母の施設の契約更類を夫がリビングに持ってきた夜のことだった。夫は類をテーブルに放りし、「おい、これいつものやつ、サインしといてくれ」と気楽に言った。 私はその類をに取り、そのまま夫の元へと押し返した。 「この類、今はすべてあなたが対応してください。私の携帯の緊急連絡先も、付けであなたの番号に変更します」 夫は瞬、何を言われたのか分からないという顔で目を見いた。 「は? 何言ってるんだよ。いつもおがやってくれてただろう」 「今から、あなたの仕事です。私、あなたと婚しますから」 夫は持っていたペンを落とし、完全にそので固まった。 「……婚? なんで急にそんなこと……!」 「急ではありません。男の嫁なんだから当たりだろと言われたから、私はずっと考えてきました。『実母のの練習になったな』と言われた夜に、あなたと婚することをに決めました。
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そして、『おの実の介護は関係ない』と言われた瞬に、私たちの夫婦関係は完全に終わりました」
私はバッグから、弁護士と共に作成した婚協議と、寄与分を乗せした財産分与の請求、そしてて替えた空き理の費用細のすべてをテーブルに叩きつけた。 「4の介護記録も、空きの費用の記録も、すべて弁護士に渡してあります。て替えた費用も、1円単位で請求します。これからは、あなたのお母さんのことは、あなたが自分でやる番です」 夫は類のを見つめたまま、言葉を失ってガタガタと震えていた。
婚が正式に成したのは、それから半のことだった。弁護士の言う通り、徹底に残していた契約と領収が決定打となり、私の4の介護と空き理への貢献が「寄与分」として庭裁判所に完全に認められた。結果として、財産分与は通常の相よりも遥かにい額が私の元へと支払われ、私がて替えていた空き理の費用も、夫の取り分から1円の狂いもなく相殺されて戻ってきた。
現、私は駅からしれた、陽当たりの良いさなアパートでで暮らしている。 この部にある緊急連絡先の欄には、私の携帯話番号だけがかれている。かつてのように、夜の2にらない番号から怯えながら話がかかってくることは、もう度とない。
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