"70 円扱いされた 31 万仕送り~贔屓する義両親との決別" 第22話
音をてないように部に入ると、きないびきをてて熟していることを確認してから、弘のシャツの袖をめくる。
よく見ると腕の辺りに切り傷が残っていた。これが証拠だ。弘への疑惑が確信に変わった。
には、1 ヶに彩子がでかけた際に端で襲われたとかれていた。
ろからナイフを持った物に襲われ、必に抵抗して揉みいになった、犯は腕に傷を負ったのだ。
もう度襲いかかってきたにの話し声が聞こえたので、犯は逃げ、結果に彩子は無事だった。
すぐに警察にくべきだったが、サナを幼稚園に迎えにくが迫っており、このはに帰ってから通報しようとっていたらしい。
サナを連れて自宅に戻ると、まだ夕方にも関わらず弘が宅していた。
聞くと「回りで所まで来たから自宅に寄ってみた」という。弘は確かに仕事ですることもあったが、その途に自宅に寄ったことなどこれまで度もない。
しかしこの彩子は、端で襲われた恐怖の余韻が抜けず、幼稚園から自宅までのに再び襲われたらどうしようと気を張って帰ってきたこともあり、夫が宅していたことに堵したのだという。
当然すぐに端で襲われたことを弘に報告したのだが、弘は「何事もなかったのだから、ことをきくしない方がいい」
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と通報するのを止められたというのだ。
彩子は納得できなかったが、「に騒ぎして、また狙われたらどうするんだ」とく言われ、結局通報しなかった。
何より娘が襲われるようなことは絶対あってはならない、に騒がない方がいいと言われ、彩子もそんな気がしてしまったのだ。
それからしばらくは何事もなく過ごしていたのだが、ある彩子は呂がりの夫の腕に切り傷を見つけてしまう。それはあの、犯についた傷と同じ所だったのだ。
まさかといつつも、彩子のでは疑がまれ、どんどん膨らんでいく。
そんな疑をらすために彩子は弘のことを調べ始めた。スマホやパソコン、SNS などを調べた結果、弘が浮気しているのは違いなさそうだった。
そこから確実な証拠を得るため、探偵に調査を依頼したようだ。
調査の結果、弘の浮気相が会社の女性だと判する。
弘は浮気相にブランド品を買ったり、級レストランで事をしたり、旅にも連れてったりしていた。
だんだんと自分の稼ぎだけではりなくなり、浮気相に見栄を張るために借を繰り返し、返済額はどんどん膨らんでいった。
そこまで調査した頃、彩子はふと数ヶ、弘の提案でお互いを受取にして額な命保険に加入したことをいしたのだ。
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専業主婦である彩子は、自分にこんな額の保険は必ないと言ったが、弘に甘い言葉を言われ、押し切られて加入していた。
もしかしたら自分のに危険が迫っているかもしれない。そう直した彩子は、何かあったのため、サナ経由で私に宛てたを託していたのだ。
の最には「万が私に何かあったは、どうかサナのことをお願いします」とかれていた。
震えるでそのをしまうと、サナが眠ったのを見届け、そっとをかけようとした。刻もくを警察に届けようとったのだ。
玄関をようとしたところで、ろから呼び止められて臓がねがる。
「こんなにどこへくつもりですか、お母さん。」
振り向くと弘が疑わしげな顔でっていた。
「ちょっとそのコンビニに…」
「サナを置いて、こんなに何を買いにくんです?」
警察にこうとしていることがバレてはいけない、激しく揺していた私はうまくこのをごまかすことができなかった。
「そうね、何を買うんだったっけ?」
「彩子から何か聞きましたか?」
確信を突かれ、私はごくりと唾をみ込む。
弘の目を見つめ返してみたが、何を考えているのかは読み取れなかった。
私のには「全部嘘であって欲しい」といういがく残っていた。
だからどうしても真実を確かめたい。
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