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"70 円扱いされた 31 万仕送り~贔屓する義両親との決別" 第25話

それにサナもおばあちゃんが好きなので、緒に同居して、困ったは助けてもらえませんか?」

は会うたびに、私と緒にみたいと繰り返し言ってくる。私にももちろん、娘や孫と共に暮らしたい気持ちはあった。

だが私だって、働けるは現役で仕事を続けたいし、々友に招いてお茶をんだりもしたい。

彩子がフルタイムで働きにるなら、幼稚園のお迎えわせたパート勤務しかできないだろう。娘夫婦のに同居したら、今までのように気軽に友を呼ぶこともできなくなる。

何より、サナはに私の助けが必なほどさい齢ではないし、彩子で子育てする余裕がまったくないわけでもないのだ。

なので弘から同居の話を持ちされるたび、「あなたたちの負担になりたくないのよ」とやんわり断り続けた。

まだ結婚 3 目の若い夫婦の負担になりたくないのは、もちろん嘘ではない。

しかしもうつ本音を言うと、実は私は弘のことがどうしても好きになれないのだ。

私は無駄遣いをせず、必なものだけにおをかけ、質素倹約をがけてきてきた。私とは真逆で派好き、見栄っ張りな弘とは、普段から価値観がわず、緒にんでも到底うまくいくとはえなかった。

だが弘は懲りず、何度も同居について聞いてくる。

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娘の彩子はどちらかといえばな性格で無駄遣いをしないタイプだが、どうやら夫と正反対の派な弘に惹かれて結婚したようだった。

彩子は私が休みのによくサナを連れて遊びに来る。いつもサナはお気に入りの絵本を持ってくるので、私が読み聞かせてやる。孫と過ごす、楽しいひとときだ。

サナは私が読む昔話を何度も聞いて内容をっているにも関わらず、素直に驚いたり笑ったりしてくれる。私にとっても、孫の様々な表を見られるは何よりの楽しみだった。

のサナのお気に入りは本の昔話で、よく読んでほしいとせがむので、抑揚たっぷりに読むとびする。

そのも彩子とサナが遊びに来て、いつものように絵本を読んでいた。

楽しそうなサナと対照に、最の彩子は元気がない。よく見ると頬がこけ、し痩せている。

着ているあせ、毛玉だらけ。質素倹約は分かるが、あまりにもみすぼらしい。髪も伸び放題で束ねてはいるが、美容院にっていないようだ。

「ちゃんとご飯べてるの?し痩せたんじゃない?」

私が問いかけても、娘は「丈夫だよ」と曖昧に微笑むだけだった。

「その、まだ着ているとしてもそろそろ捨ててもいいんじゃないかしら。しいのに買い替えた方が。」

私は言葉を選んで伝えた。

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彩子は夫と別れたに慰謝料を受け取っているので、専業主婦とはいえ自由に使えるおはそれなりにあるはずだ。

あまりに古びた装でいると、本は気にしなくてもサナに悪い響がる気がした。例えば幼稚園のお迎えにこのったら、サナが恥ずかしいいをするのではないか。

「おが自由にないなら私が買ってあげる」と言ってみたが、断られてしまった。

「まだ破れていないから、もうしは着れるかな」と諦めたように話す彩子に違を覚えつつ、先会ったの弘の姿をした。

そういえば弘級ブランドの品スーツをにまとっていた。

彩子が自ら選んで古いを着ているのなら仕方ないが、妻がみすぼらしい格好をしているのに自分だけ贅沢をしている弘に、私はモヤモヤした。

「弘さんは品のブランドスーツを着ていたわよ。彩子も普段着くらい買えばいいのに。」

「弘は仕事でなりをえなければならないから必なの。私は専業主婦だから、しいなんて必ないよ。」

にも弘との暮らしについて々尋ねてみたが、私を配させまいとしているのか、彩子はただ歯切れ悪く濁すばかりで詳しく話してくれなかった。

あるの仕事、珍しく弘から話がかかってきた。

てみると、しどろもどろに詰まった声で「彩子がサナを迎えにく途、交通事故に遭った」と告げられた。

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