"五日婚の因果返し" 第7話
私を捨ててまで結婚した2じゃない?」
「らないわ。でも毎仕事が忙しいって言って、にいるもくて。私が悩みを話しても適当に流されてしまって。絶対に私と緒にいるのが嫌なのよ」
私はぼんやりった。
こんなにヒステリックな女性なら、卓郎は苦だろうな。
きっと私と付きっていたのも、ひな子と真逆だったからだ。
今さら彼を信じる気はない。
けれど、度は別れたつもりだったが、ずるずる続いたというのは本当なのかもしれない。
ひな子の方がずっと卓郎を好きで、元夫はとうにめ気だったのだろう。
彼女の定なを放っておけずに結婚したものの、うまくいかなかった。
そんなところかもしれない。
「それで、婚も考えてるんです」
その方がいいんじゃないか。
そうったが、にはさなかった。
「本当に彼はひどい。あんなに好きって緒になったのに、子供がまれたら全然ちゃんとしてくれなくなった。私がどんなにっても、まともに相にしてくれない」
「そっか」
「だから、せめてあなたに助けてほしくて。同じ子供を持つ母親として、分かってほしくて」
私はゆっくり息を吐いた。
「ごめんけど、私は卓郎さんの気持ちが分かっちゃうな」
「え?」
「毎こんなに苛っている奥さんは嫌でしょう。見境なく私に頼ってくるのもどうかとうよ。
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あなたが幸だと聞いても、1mmもを痛めないたいよ、私は」
ひな子は固まった。
私は続けた。
「同じ母親? 笑わせないでよ。私は子供がまれたからシングルマザー。あなたには応旦がいるんでしょ。経済な定性も私とは全然違う。私がっているを、あなたはらない。何がどう同じ母親なの? 緒にしないで」
ひな子は何も言えなくなった。
「あなたが困っていると聞かされても、私は何もじない。かわいそうだともわないし、助けてあげたいともわない。それはあなたがしてきたことの当然の結果だとっているから」
「でも、子供がいるのに」
「私にも子供がいる」
私は彼女の目を見た。
「私が妊娠だった、あなたは勝ち誇ったを送ってきた。覚えてる?」
ひな子の顔が歪んだ。
「あののこと、ずっと覚えてる。『私たちも幸せになりますから』っていてあったよね。あのをどんな気持ちで読んだか分かる? 分からないよね。幸せになれなかったからって、私に泣きつかれても困るわ」
「あれは若気のりというか……」
「そうだとしても、その若気のりに嫌悪を覚えたは、確かにここにいるんだよ。若気のりか。じゃあ仕方ないね、とはならないでしょ」
「ごめんなさい」
「謝罪でご飯がべられるわけじゃないから、そういうのいらない」
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私は鞄の持ちを握り直した。
「とにかく、私には関係ない話だし、もう終わっていい?」
「ま、まだ話が」
「話は終わったでしょう。これ以何を話すの? 私の結婚活がうまくいくようにしてくださいって?」
私は呆れて彼女を見た。
「本気でそんなことを私に相談しようとったの? そもそも、の旦を奪ってうまくいくとってたの?」
「そんなつもりじゃ……卓郎さんは自分から来てくれたんです。私から奪ったわけじゃない」
「そうね。あなた1を責めるのは違うって、私もうよ。でも、1度浮気して、どちらにも子供を作ったようなだらしない男だよ。どこかで結婚活が破綻するって、しも像しなかった?」
ひな子は何も言えなかった。
「だったら、それはあなたの落ち度だね」
「そんなに言わなくても」
「とにかく、あなたが困っていることと私の活は関係ない。あなたの夫婦関係も、ママ友とのトラブルも、全部あなたが自分で解決すること。私に頼む筋いはない。いい加減しつこいわよ」
「でも、この状況はあなたが過のことを話したせいで」
「私が私のの体験を周りに語って、何が悪いの? 私は言われて困ることなんてしていない。むなら、に噂されるようなを選んだ自分をむのね」
ひな子はそのでぼろぼろ泣きした。
こんなところで泣かないでくれとったが、幸いにも園の先やこの様子を見ていたママ友たちは、ひな子の方にドン引きしている表だった。
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