"雪に閉ざされた 6 人の高校山岳部" 第10話
警察側の言い分としては、管轄区域が分かれていたことがつの因となっていました。
この頃、台方面へ向かった捜索隊は沢の沢沿いを登っていました。
ひたすらラッセルでをかき分けしていました。
途、がきくくぼんだ箇所を発見します。
何かきな物体が通った痕跡で、のものか物のものか判断がつかないまま、痕跡が続く先へむことにします。
しかし急な斜面に差し掛かった頃、その痕跡は途絶えてしまいます。
隊員はの枝をに突き刺してを探りました。
さらさらの柔らかいに枝を刺すと気にく突き刺さります。
何度も突き刺しながらんでいくと、標 780m の点で箇所だけ鈍い触が伝わってきました。
何かが埋まっていると確信した隊員は全員でを掘り起こしました。
その B さんの遺体が発見されます。
同していた自隊の通信係が、B さん発見の報告を捜索本部へ送信しました。
体はカチカチに直し、すでに息を引き取っていました。
力尽きた B さんのラジオはスイッチが入ったまま、にはイヤホンが装着されていました。
A さんと別れた、彼はわずか 5 メートルほど移したところで力尽きたようでした。
遺体をスノーボートに載せ、麓元まですることにします。
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無事でいてほしいと願っていた遺族や関係者の希望は打ち砕かれました。
方者は残り 3 、捜索は翌も続されます。
12 、B さんが発見された点から約 1 キロメートル登った所で、J さんがてた目印が見つかります。
T さんの母親が渡した赤い布を巻いたストックでした。
隊員たちは目印周辺のを掘り除き、T さんと 1 の D さんのの遺体を発見しました。
リーダーの T さんはになった D さんを抱きかかえるように横たわっており、にの枝、にマッチを握ったまま凍りついていました。
J さんたちと別れた、T さんは最の力を振り絞り、持っていたマッチでをつけようとした痕跡が残っていました。
しかし枝にがつくことはなく、そので力尽きたようでした。
救助に駆けつけた隊員は「よく頑張った」と声をかけ、の姿を見て涙を流しました。
なりったの遺体をスノーボートに載せ、麓へします。
この頃、沢帯を捜索していた隊員に、発見の無線連絡が届きました。
13 、当の聞には「リーダー T さん、の枝とマッチを握り輩を庇うように発見」と報され、世にきな衝撃としみを与えました。
に対する批判の声がく寄せられる方、額の弔慰も全国から寄せられました。
対策本部のある鰺ヶ沢の旅館に待していた遺族たちは、搬送されてきた 3 の遺体を無言で迎えました。
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捜索隊は残りの A さんを探し続けましたが、なかなかがかりが得られません。
J さんの証言では A さんの跡はへ続いているはずでしたが、120 以の員を投入しても発見できず、捜索打ち切りの案も浮しました。
捜索途に激しいに見われ、隊員全員がずぶ濡れになります。
夕方、警察は翌 12 をもって捜索を打ち切ることを決定しました。
J さんが証言した跡が、別の登者のものではないかという疑問の声もがり始めました。
捜索最終の 14 、刻は 11 58 分。
捜索打ち切りまで残り 2 分というタイミングで、J さんの救現からわずか 100 メートルほどれた所で奇跡に A さんの遺体が発見されます。
A さんも全が凍り固まり、すでに息を引き取っていました。
同町内の消防団に所属していた兄が弟の A さんの元を確認しました。
台学で検がわれ、遺体は遺族のもとへ届けられました。
午 2 30 分、A さん発見により全員の捜索が終。
午 4 30 分に遭難対策本部は解散しました。
病院に搬送されていた J さんは凍傷の響で指の部を切断することになり、遺症も残ってしまいました。
先に無事した C さんは命に別状はなかったものの、にい傷を負うことになります。
今回の遭難事故で、6 の部員のうち 4 が命を落とすという痛ましい結果となりました。
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