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"足柄サービスエリア失踪事件" 第1話

1991 5 11 、午 4 柄サービスエリア。結婚して 3 目の鈴彩が夫の佐藤匠と緒に阪へ旅に向かう途だった。

彼女はこのサービスエリアで、何の痕跡も残さず姿を消した。

しトイレにってくる」と言ってりた妻。彼女は財布だけを持ってりた。

夫はタバコを 1 本吸いながらで待っていた。

10 分、20 分、30 分とが経っても、妻は戻ってこなかった。

しかし奇妙なことがあった。入りが絶えない型サービスエリアなのに、誰彼女の姿を覚えていなかったのだ。

さらに解なのは、当は防犯カメラが普及していない代だったため、彼女の最の姿すら映像で確認できなかったこと。

そして最も衝撃な事実は、彼女の財布が 10 になってようやく発見されたことだ。

誰が彼女を連れったのか。なぜ財布だけがそのに残されていたのか。10 、財布はどこに隠されていたのか。

2001 9 、老朽化した柄サービスエリアの改修事現。ロッカー裏の細い隙から、埃まみれの財布がつ発見された。

10 ぶりに姿を現した証拠が、鈴彩の失踪に隠された衝撃の真実を語りす。

彼女は実は、消えたその所かられていない、最も所にいたのだ。

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それが未解決事件を掘り起こすきな力になります。

これより、事件記録のファイルをく。

1991 5 11 れただった。

3 45 分、匠と彩の夫婦は京を発し、阪へ婚旅へと向かった。

結婚式を挙げてから、まだ 3 目の来事だ。

匠は 1990 式のトヨタクラウンを運転していた。

彩はいワンピースをに着け、茶のハンドバッグを膝のに置いていた。

は週末ということもあり、混雑していた。

のラジオからは織田裕が流れていた。

4 頃、柄サービスエリアの標識が界に入った。

「あなた、ちょっとトイレにきたいわ」

「分かった、そこにめよう」

柄サービスエリアは、の規模を誇る休憩施設だった。

階建ての建物内に売堂、コンビニ、おが並んでいる。

週末ということもあり、くので賑わっていた。

4 5 分、を駐め、彩がからりた。

「すぐ戻るわね」

彼女はハンドバッグのから財布だけを取りした。

の財布に入っている分証は、バッグのにそのまま残してあった。

「何かおやつでも買ってこようか」

「うん、いいね。俺はタバコを本吸って待ってるよ」

彩はサービスエリアの建物へと歩いてった。

になびくいワンピースが、夫の匠が目にした妻の最の姿だった。

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匠はの横にち、タバコを吸い続けた。

何の変哲もない、サービスエリアの午だった。

10 分が過ぎ、20 分が過ぎ、30 分が過ぎる。

匠の胸にが広がり始めた。

4 35 分、匠は慌ててサービスエリアの建物のへ駆け込んだ。

女子トイレので待ったが、妻がてくる気配はない。

通りかかったの女性に頼み込んだ。

「すみません、妻がにいるか確認してもらえませんか。いワンピースを着た若い女性です」

女性がトイレのを確認して戻ってきた。

には誰もいませんでしたよ」

匠は狼狽した。

堂、コンビニ、おり回り、彩を探した。

だが、彼女を見たというも現れなかった。

5 、匠は管理事務所へ駆け込んだ。

「妻がになったんです」

管理所が館内放送を流した。

「鈴彩様、鈴彩様。ご主様が管理事務所でお待ちです」

10 分待っても、彩は現れなかった。

6 、匠は静岡警察署に通報した。

警察がし、サービスエリアの隅々まで捜索をった。

だが鈴彩の痕跡は、どこにも見つからなかった。

解な点がした。

に、週末の午、数百き交う施設なのに、いワンピースの若い嫁を目撃したもいないこと。

に、サービスエリアのた形跡が切ないこと。

休憩施設はフェンスで囲まれ、徒歩で部へ脱する構造にはなっていなかった。

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