"長野中部山岳紅葉山カップル失踪事件" 第3話
08 40 分、公園内をるい表で登する。
複数の展望台付、の登客のカメラに偶然映った。
11 30 分、付を並んで歩くのろ姿。
この点までは常に緒でした。
歩速度、振り、互いを見つめる線、どこにもおかしな点は見当たりませんでした。
問題が始まったのは午 3 以でした。
分岐点の監カメラ、黒い登の男性が先に登りを選んで登り、正確に 7 分、赤いジャンパーの女性がりへりていく面。
捜査チームはこの映像を繰り返し再しました。
「もし画面の隅にのが通りすぎていないか、誰かが話しかける面はないか。のうちが振り返ったり携帯話を取りしたりする瞬はないか?」
フレームをコマコマ止めて確認しました。
結論は単純でした。
はそれぞれのを自らためらいなく選んだ。
松本警察署の刑事はこう語りました。
「最初はただしの別をしているだけだといました。男性が何か忘れ物をしてに戻り、女性は先にりている状況だろうと。恋同士でもそういうことは々ありますからね。」
しかしすぐにこの仮説は説得力を失っていきました。
警察は当を訪れた登客を対象に広範囲な目撃者調査を実施します。
SNS に登記の写真をアップした々まで探しし、赤いジャンパーの女性と黒い登の男性に関する証言を集めました。
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総勢 50 あまりの目撃者のうち、くのがを覚えていましたが、全て午 3 以の話ばかりでした。
分岐点以、が再び緒にいるのを見たは誰もいませんでした。
さらに決定なのは携帯話の記録でした。
の携帯話は 16 をする刻に付の基局で最に信号を発信した、完全に沈黙します。
通話の試みもメッセージの送受信も、それ以は何の痕跡も残っていませんでした。
まるで同じ刻、同じ所で誰かがの携帯話の源を同に切ったかのように記録はそこで途絶えていました。
恋同士の喧嘩の能性、自発な失踪の能性まで検討しましたが、周辺調査の結果、は結婚を控えたごく普通の会社員でした。
借も犯罪歴も疑わしい関係もてきませんでした。
捜査陣はつの結論に至ります。
この失踪は偶然ではないこと。
そして分岐点で別れたその 7 分の差が事件の鍵であること。
しかしなぜ別れたのか、何がをそれぞれ違う方向へ導いたのかは依然として分かりませんでした。
15 20 分、のその分岐点で体何があったのでしょうか?
2019 10 21 午 6 、部岳国公園帯に緊急捜索命令がされました。
松本警察、松本消防署、野県岳救助隊が同で斉捜索に投入されました。
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初期員は約 130 名。
公園をとした主な登。
特にが最に捉えられた坂の監カメラ周辺と分岐点帯が優先捜索区域に指定されました。
捜索隊はつのチームに分かれました。
チームは優が向かった頂への登り方面。
チームはりがりた渓への方面を担当しました。
図で描いてみると、が 7 分の隔で別れてんだその分岐点を基準に、つはへ、つはへと放射状に捜索区域が広がった形です。
「最初は正直すぐに見つかるとっていました。」
当捜索を指揮したある消防救助隊員はにこう語りました。
「の登はよく備されている方ですし、この期に遭難しても普通は半径 2 キロメートル以内で見つかります。暗くなるにを見失っただけで、どこかで体温状態でうずくまっているのだろうと考えていました。」
しかしその予は急速にれ始めます。
このの午まで続いた斉捜索で、捜索隊は公式の登周辺をくまなく探しました。
分岐点からに 2 キロメートルの区、沿いの斜面、、岩の隙、階段の周り、休憩所のベンチの裏までつつ確認しました。
「もし誰かが滑り落ちて転がり落ちたなら、そのに滑った跡、折れた枝、散らばったでも残っているはずです。
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