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"凍った再婚式" 第8話

そして披宴会で起きたことを、最初から話してくれた。

正夫がどんな顔をしていたか。

はるかがどんな声で問い詰めたか。

招待客がどんな様子だったか。

「私、途から正夫さんを見ていられなかった」

玲子は言った。

「かわいそうだった?」

私が尋ねると、玲子は首を横に振った。

「違う。36緒にいた妻が何もらないとって、あそこまでやれるだったんだってったら、怖くなった」

私は何も言わなかった。

「正夫さん、みんなにあなたが理解しているって言ってたのよ」

「そうみたいね」

「腹たない?」

「腹はってるとう」

う?」

私は庭へ目を向けた。

「でも、今はるより疲れたかな」

36分の失望を、1りに変えることはできなかった。

しみも同じだった。

あまりにもだったから、1つのだけで片づけられなかった。

玲子はテーブルの菓子を見た。

「それ何?」

「桜のお菓子」

「式の?」

「たぶん」

玲子は瞬黙り、それから笑った。

べたの?」

「美しかった」

「あなたらしいわ」

「どういう?」

「何でも無駄にしない」

私も笑った。

あの、披宴会で正夫が何をじていたのか、私はらない。

りたいともわなかった。

私にとってなのは、次のから始まる続きだった。

庭裁判所での続きは、約4か続いた。

理するより先に、数字と類を理する々だった。

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通帳。

産の契約

細。

退職の見込額。

保険。

証券。

カードの利用履歴。

正夫が隠していた座。

さんの事務所へくたび、机のにはしい資料が増えた。

京都のマンションについては、購入資の流れが細かく調べられた。

価格は3800万円。

名義は正夫単独。

しかし購入代くは、婚姻に形成された共財産を原資としていた。

正夫側は、自分の個資産も入っていると主張した。

さんは1件ずつ記録を確認した。

「ここは共座からです」

「こちらは佳子さん名義の定期預から移しています」

「この現引きしも、直に購入代へ入っています」

正夫が分けにしたことで分かりにくくなっていたが、逆に記録がく残っていた。

最終にマンションは共財産として扱われ、処分されることになった。

売却価格は約3800万円。

そこから必な費用等を理したで、私には約1900万円相当の持分が認められた。

正夫の退職についても争われた。

見込額は約2500万円。

正夫は最初、「まだ受け取っていないだ」と主張した。

しかし婚姻期半が勤務期なっており、夫婦活ので形成された財産として考慮される部分があるとされた。

さらに問題になったのは、正夫が婚協議すら始めるから財産を移していたことだった。

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座からの

京都のマンション。

はるかとの活準備。

宴費用。

これらの経緯が全て資料に残っていた。

調の結果、退職については6対4にい形で私の取り分が考慮され、私は約1500万円を受け取ることになった。

京都のマンション分とわせると、約3400万円。

それだけではなかった。

阪にあった自宅についても処分と財産分与の対象になった。

ただし売却までの、私は定期そこへみ続けることが認められた。

正夫はに戻らなかった。

結婚式の、最初の数はホテルにいたらしい。

そのは会社のくに部を借りたと聞いた。

私たちは直接会わなかった。

全て浜さんを通した。

ある、正夫からが届いた。

さんへ確認してからいた。

便箋には、36への謝と謝罪がかれていた。

「傷つけるつもりはなかった」

その文章を読んだだけ、私はし腹がった。

傷つけるつもりがなければ、何をしても傷つかないとっていたのだろうか。

3800万円のマンションを隠して買う。

座からかす。

遺言から妻をす。

婚していないのに、100を呼んで別の女性との結婚式をする。

共通の友にまで「妻も祝福している」と話す。

それをしておいて。

傷つけるつもりはなかった。

私はを最まで読んだ。

それから封筒へ戻した。

返事はかなかった。

さんから、はるかのそのについてもし聞いた。

結婚式の1週ほどから、彼女は京都のマンションへ荷物を運び始めていたらしい。

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