"Night072の夏" 第2話
すごくが良くて、自分のことを誰より理解してくれるって」
友は、その関係を配していた。
相の本名も分からない。
顔もらない。
ネットでしか話したことがない。
「やめた方がいいよって言いました。らないを簡単に信用したら危ないって」
「ほのかさんは何と?」
「丈夫だって。『そんなじゃない。特別なだから』って」
そこで友は度言葉を切った。
次に話したことが、捜査の方向を完全に変えた。
「昨……会うって言ってました」
捜査員が顔をげた。
「誰に?」
「Night072のに」
それが、初めての現実での対面になる予定だった。
ほのかは緊張していた。
怖くないわけではなかった。
しかし、1かくやり取りをねるで、画面の向こうにいる物への好奇と信頼が、よりきくなっていた。
「会ったらすぐ連絡するって約束してくれたんです」
友は目を潤ませた。
「でも、連絡は来ませんでした」
捜査員たちは顔を見わせた。
ほのかはただ帰宅しなかったのではない。
自ら、正体の分からない物に会いにった能性がい。
その瞬から、事件は別の顔を見せ始めた。
警察は直ちにTwitter側へ、Night072のアカウント報の示を求めた。
同に、ほのかが学をてからどこへ向かったのかを確認するため、防犯カメラ映像の収集が始まった。
阪のには数のカメラがある。
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学周辺。
駅。
コンビニ。
交差点。
鉄の入り。
捜査員たちは何分もの映像を1つずつ確認した。
やがて、学のを映すカメラにほのかの姿が見つかった。
制姿で1。
歩きながらスマートフォンを見ている。
画面を確認した、わずかに微笑んでいるようにも見えた。
そのまま普段利用する駅へ向かうのかとわれた。
しかし、ほのかは途でを変えた。
鉄の方向ではない。
くにある公園へ続くだった。
そこから先、複数のカメラを調べても、はっきりとした姿は確認できなかった。
公園周辺には角がかった。
最に確認された刻と所が記録される。
その点で、ほのかの取りは途絶えた。
まるでのから突然消えたようだった。
両親にとって、そののは耐え難いものになった。
母親は娘の部を片づけることもできず、制以のが掛けられたままのクローゼットを見るたび胸を締めつけられた。
父親は仕事を休み、町へ娘の写真を持ってた。
「この子を見ませんでしたか」
駅。
商。
コンビニ。
病院。
交番。
ける所にはどこへでもった。
両親だけでなく、友たちも捜索に協力した。
それでも報はなかった。
警察も、Night072の正体を突き止めようとしていた。
数、Twitter側からアカウントに関する回答が届いた。
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しかし期待していたほどの報はなかった。
登録に使われていたのは、に作成されたメールアドレス。
本名も所も登録されていない。
接続元のIPアドレスも定ではなかった。
複数のプロキシサーバーを経由しており、利用者は図に自分の居所を隠しているようだった。
「最初から元をられないようにしている」
サイバー犯罪担当の捜査員が画面を見ながら言った。
偶然ではない。
ネットに詳しくない物が、何となく匿名で使っているアカウントでもない。
Night072は、自分が誰なのか特定されないよう慎にしていた。
刑事たちはアカウントの投稿内容も詳しく確認した。
個な投稿はほとんどない。
常活の写真もない。
関係を推測できる文章もない。
抽象な画像や、の投稿をし共している程度だった。
しかし、フォローしているアカウントには奇妙な偏りがあった。
体解剖学。
法医学。
病理学。
解剖実習。
般向けの医学識というより、専な内容を扱うページが目っていた。
捜査員の1が眉を寄せた。
「医療関係者か?」
「医学部の学かもしれない」
まだ断定はできない。
興だけで専なページを見るもいる。
ただ、ほのかに接触した物が、図に元を隠しながら解剖学や病理学にい関を示していた。
それは見過ごせない特徴だった。
失踪から4。
警察は公園周辺の捜索範囲を広げた。
廃。
空き。
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