"Night072の夏" 第4話
専の言葉に、捜査員たちはすぐ別の資料をいした。
Night072。
解剖学。
法医学。
病理学。
匿名アカウントが関を示していた内容と、遺体から分かった特徴がなり始めた。
それまでNight072の医学関連のフォローは、ただの奇妙な趣かもしれなかった。
しかし今は違う。
犯像につながる能性があった。
捜査本部は方針を変えた。
阪府内だけでなく、隣域の医学部学。
病院の研修医。
医療関係者。
解剖実習や病理に接する会がある物。
候補は膨だった。
数千規模になる。
それでも、どこかに必ずNight072がいる。
ほのかと1かにわたって連絡を取り、7の夜に公園へ呼びし、その姿を消した物。
警察は、顔のない相をしずつ現実のへづけようとしていた。
黒い袋そのものも、詳しく調べられた。
材質は般に販売されているの防性のいものだった。これだけでは購入者を追うことは難しい。
しかし鑑識が布や袋の表面を調べたところ、微細な化学物質の痕跡が検された。
それは般庭ではあまり使われず、実験や医療関連施設で試料を扱う際に接触する能性のあるものだった。
捜査員たちは、犯像をさらに絞り込んだ。
医学識がある。
実験や医療現へ入りできる。
体の構造を理解している。
そしてインターネットで元を隠す方法にも慣れている。
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では、「医学を学ぶが関係している能性がある」という報だけが独り歩きし始めた。
を着た物を警戒するような報さえ現れた。
警察にとっては、それも厄介だった。
数の医学や医療従事者には当然何の関係もない。
にもかかわらず、事件への恐怖が特定の職業へ向かえば、捜査にも支障がる。
捜査本部では、候補者を1ずつ確認するな作業が続いた。
723の夜に勤務していた者。
学にいた者。
方へかけていた者。
族や友と過ごしていた者。
アリバイが確認できれば除する。
数百を調べても、Night072につながる物は見つからない。
刑事たちは再びインターネットの痕跡へ目を向けた。
Night072という名。
似た名。
投稿内容。
フォロー関係。
使用していた言葉。
サイバー犯罪担当者が、医学や解剖学について語る複数の掲示板や専フォーラムを調べていく。
そのの1つ。
病理解剖や医学識を扱う、登録制の閉じたフォーラムで、捜査員が気になるユーザーを見つけた。
ユーザー名はNight077。
数字が違う。
072ではない。
それだけなら偶然と考えるところだった。
しかし投稿内容に特徴があった。
病理医の仕事について、異常なほどに語っていた。
体の構造を「械のようだ」と表現し、解剖作業の正確さについて美しさをじるようなき込みもあった。
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捜査員は過の投稿を遡った。
常な話題はほとんどない。
医学。
体。
解剖。
処置方法。
専な識がかった。
Night072との直接な証拠はまだない。
だが、確認する価値はあった。
警察はフォーラム運営者へ協力を求めた。
Twitterと違い、そのサイトでは利用者が専同士の報交換を目としていたため、Night077はそれほど厳に元を隠していなかった。
登録メールアドレスが残っていた。
アドレスから利用者が判する。
沢。
24歳。
阪内の主病院で研修を受けている医学インターンだった。
捜査本部に、その名が初めてき込まれた。
24歳。
医学を学んでいる。
病院勤務。
解剖学へのい関。
Nightと数字を組みわせたアカウント名。
まだ容疑者と断定することはできない。
しかし、初めて顔のないNight072へつながる能性のある物が現れた。
警察は沢の経歴を調べ始めた。
京都府の比較裕福な庭で育ち、成績は優秀。
名とされる医科学へ学。
警察汰になった記録はない。
隣民とのトラブルもない。
友や教師の評価も、表面は問題がなかった。
「はすごく良かったです」
学代のはそう話した。
「ただ、付きいはほとんどしなかった」
「変わっていた?」
「変わっていたというより……にあまり興がないじでした」
沢は特に解剖学と科分野へい関を示していた。
学代から解剖実習では集力がく、周囲が疲れていても標本を観察していたという。
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