"Night072の夏" 第5話
病院に入ってからも同様だった。
「仕事はできました」
同僚の研修医は話した。
「術の見学もでしたし、病理部へっていることもかったです」
「関係は?」
「ほとんどないですね。み会にも来ないし」
見すれば、医学に没する内向な青。
それだけだった。
しかしほのかの事件をっている捜査員には、全てが別のを持って見え始めていた。
警察は沢を24監することを決めた。
私刑事が、沢の常を追い始めた。
朝。
宅にあるさなアパートからる。
鉄へ乗る。
病院へ向かう。
は研修医として働き、夕方から夜にかけて帰宅する。
折スーパーへ寄る。
休もはない。
監を始めて数。
沢に審なきは見られなかった。
警察が自分へづいていることをらないのか、それともっていて平静を装っているのか。
どちらとも判断できなかった。
「普通すぎるな」
監班の刑事が言った。
緊張して周囲を確認する様子もない。
証拠を処分しようとするもない。
事件に逃を考えている様子もなかった。
ただいつも通り病院へき、帰って眠る。
その落ち着きが、かえって気だった。
同に警察は、沢の通信記録と位置報を確認するための続きをめた。
許がり、携帯話会社から過の基局報が提供された。
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捜査員たちは723の記録を図へねた。
最初の点。
夕方。
沢の携帯話は、阪内の病院周辺から移している。
その。
ほのかが防犯カメラに最に映っていた公園付。
ほぼ同じ帯に、沢の携帯話もその周辺の基局へ接続していた。
捜査員たちの表が変わった。
さらに数。
携帯話は阪の郊へ移している。
そこには、沢の族が所する古い空きがあった。
現は誰もんでおらず、以親族が使っていただという。
その夜遅く。
沢の携帯話は再び移していた。
川沿い。
複数の点で、ずつ基局へ接続している。
に黒い袋が発見された周辺となっていた。
「偶然では説しにくい」
捜査員が図を見つめた。
公園。
空き。
川。
ほのかの失踪から遺体発見までの流れと、沢の携帯話の位置がほぼ直線につながる。
警察はさらに融記録を確認した。
事件の約1週。
沢はホームセンターでの型黒ごみ袋を複数購入していた。
同じに、度のあるロープも買っている。
別の舗では力な消毒剤を複数購入していた。
それぞれ単体なら自然ではない。
しかし全てをわせるとが変わる。
黒い袋。
消毒剤。
ロープ。
川。
空き。
医学識。
そしてほのかとNight072の関係。
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捜査本部は逮捕へ向けていた。
翌朝。
沢はいつものにアパートをた。
いシャツ。
黒い鞄。
駅へ向かって歩き始める。
角を曲がったところで、2の捜査員がづいた。
「沢さんですね」
沢はち止まった。
「阪府警です。緒に来てください」
沢は驚いた表を見せなかった。
逃げなかった。
質問もしなかった。
ただ度、刑事たちの顔を確認し、静かに頷いた。
錠をかけられても抵抗しない。
そのまま警察両へ乗り込んだ。
24歳の研修医は、瀬名ほのかに対する殺と体損壊・遺棄に関与した疑いで逮捕された。
警察署の取調。
テーブルと子だけがあるさな部。
向かいに座った刑事は、ほのかの写真を机のへ置いた。
制姿で笑っている写真だった。
沢は度だけ写真へ目を落とした。
すぐに線を戻す。
「この女をっていますか?」
沈黙。
「723の夜、どこにいましたか?」
答えない。
「ほのかさんと会いましたね?」
沈黙。
沢は背筋を伸ばしたまま、ほとんどかなかった。
否定しない。
認めない。
らない。
怯えない。
まるで刑事たちの質問が、自分とは関係のない音として聞こえているかのようだった。
計の秒針だけがむ。
沢は、言も話さなかった。
しかしその頃、別の所では、彼の沈黙をのないものにする捜索が始まっていた。
沢が取調で沈黙を続けている、警察は彼のアパートと族所の空きへ斉に入った。
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