"Night072の夏" 第8話
刑罰を受ける。
だから元を隠した。
プロキシを使った。
メールを作った。
証拠を洗浄した。
遺体を複数の所へ分けて遺棄した。
その自体が、法律違反であることを理解していた証拠になっていた。
「あなたにとって、これは何だったのですか」
専が尋ねた。
沢は、し考えたで答えた。
「実験にかった」
その言葉は、に裁判でもきく取りげられることになる。
がどう作られているのか。
医学では分からない部分を確かめたかった。
実際の体を、自分ので確認したかった。
ほのかの命は、その好奇ので価値を持っていなかった。
精神鑑定の専たちは、沢に著しい共性の欠如と、を自分の目のために扱うい傾向があると評価した。
サディスティックな素も指摘された。
しかしなのは、その評価と責任能力は別だという点だった。
沢は現実を認識している。
善悪を判断する能力もある。
自分の為を計画し、隠蔽する力もある。
精神な特性があったとしても、それによってを制御できなかったわけではない。
責任能力はある。
鑑定結果は確だった。
弁護側にとって、神喪失や著しい責任能力を主張することは難しくなった。
方、ほのかの両親は、沢が研修していた病院に対しても民事の責任を求めた。
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病院関係者が、沢の解剖やに対する異常な執着へもっとく気づけなかったのか。
専職を目指すの理状態について、教育関や医療関はどこまで責任を持つべきなのか。
その主張は、本社会できな議論を呼んだ。
病院側は、医学や病理へのい関だけで将来の犯罪を予測することはできないと反論した。
実際、くの医学が解剖学や科へに取り組んでいる。
それ自体を危険な兆候と決めつけることはできない。
方で両親は、娘を失った側として問い続けた。
「本当に、何も気づけなかったのか」
簡単な答えのない問題だった。
しかし刑事裁判については、より確だった。
証拠は揃っていた。
そして沢自も、精神鑑定ので事件について語り始めていた。
沢の裁判が始まると、法廷にはくの報関係者が集まった。
全国でられる事件になっていた。
16歳の女子。
SNSでりった相。
24歳の医学研修医。
川。
そして、静に残されていたデジタル記録。
検察は、事件の流れを系列に沿って示した。
最初に提示されたのは、Night072とほのかのやり取りだった。
法廷でメッセージが読みげられる。
最初は何気ない会話。
学の愚痴。
友の話。
好きな音楽。
将来への。
しずつNight072の言葉が変わっていく。
「君の考え方は周りよりだ」
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「誰にも理解されなくても、僕は分かる」
「君は特別だ」
検察は、こうした言葉を使って沢がほのかの信頼を築いたと主張した。
そして会う約束。
公園。
最のメッセージ。
「もうすぐそこです。待っています」
次に、携帯話の位置報が型スクリーンへ表示された。
沢の端末が移した経。
病院周辺。
公園。
郊の空き。
川。
それぞれの点が事件の発所、血液の発見所、遺体の発見所となる。
ホームセンターと薬局の購入履歴も示された。
型黒袋。
ロープ。
力な消毒剤。
事件の購入だった。
空きの浴から検された、ほのかのDNA。
それだけでも、沢と事件を結びつけるには分にい証拠だった。
そして最に、スマートフォンから発見された画像が証拠として扱われた。
遺族への配慮から、裁判での公方法には慎な対応が取られた。
それでも必な部が示された、法廷の空気は凍りついた。
母親は耐えきれず、そので体調を崩した。
父親が支え、職員に付き添われながら度退廷する。
傍聴席では、顔を伏せる者もいた。
裁判官たちも、平静を保ちながら画面を確認していた。
その。
被告席にいる沢だけは、ほとんど表を変えなかった。
画面を見る。
目を逸らさない。
しそうにも、苦しそうにも見えない。
検察官が罪状を読みげても、姿勢は変わらない。
裁判から発言を求められても、必な確認以はほとんど話さなかった。
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