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"「俺の子じゃない」と言った夫へ、99.999%の鑑定結果を見せた日" 第2話

「お義母さん、いつも申しげていますが、来られる際は事に連絡をしてください」 「なんでそんな面倒くさいことしなくちゃいけないのよ」 「ここは私と慶さんの庭のです。事の連絡なしに来られると、こちらの予定が狂います」 「お黙り! 私の息子のよ!」

義母はの穴を膨らませ、勝ち誇ったように言い放った。 令代に、まだこんなでコテコテな嫁いびりをく姑がするのかと、眩暈すら覚える。 結婚の顔わせや挨拶のでは、控えめで物腰柔らかな母親を完璧に演じ切っていたのだから、その演技力には恐れ入るばかりだ。 私が呆れて言葉を失っていると、義母の背からすりてきた義妹のユカさんが、腕を組みながら馬鹿にしたような笑いを浮かべてを挟んできた。

「そうよそうよ。嫁のあんたは私たちをもてなすのが仕事なのよ」

ユカさんは履いていたサンダルをに脱ぎ散らかすと、案内も待たずにズカズカと廊を歩き、が物顔でリビングへがり込んでいく。 結婚目に浮した最にして最悪の問題。 それは、この図々しく無神経極まりない義母と義妹のそのものだった。

、義父が急な病によって界した。 しみに暮れる暇もなく葬儀を終えたのだが、問題はそこからだった。

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というストッパーを失ったは、まるでを得た魚のように、毎週――いや、今や毎のようにへ突撃してくるようになったのだ。 どれほど自分が暇だからといって、に毎押しかけてを奪うなど、普通の神経をしていればできるはずがない。

私は企業から依頼を受けてデザインやライティングの仕事を請け負う、いわゆる宅ワーカーだ。 にいるからといって遊んでいるわけではなく、確な納期があり、クライアントとのやり取りがあり、集力をする派な労働である。 したがって、平昼堂々、アポなしで居座り続ける彼女たちのは、単なる迷惑を超えてらかな業務妨害であり、活問題だった。 つまりはだしく迷惑なのだ。

しかし、社会経験の乏しい義母はもちろんのこと、義父がきていた頃から実に居座り続け、何つ定職に就かずにニート活を満喫している義妹には、社会にて責任を背負って働くの苦労など、逆ちしても理解できないようだった。

「ずっとにいて暇なんだから、く私らのご飯作ってよ」

リビングの掛けソファーのど真んにドカリと腰をろしたユカさんは、テーブルのに置いてあったリモコンを無造作にに取り、勝にテレビの源を入れてバラエティ番組を流しながら言った。

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私は眉い皺を寄せ、腕を組んでその姿を見ろした。

「……うちに来る途に、いくらでもコンビニがあったでしょうが。そこで何か買ってくれば済む話じゃないですか。なぜ私が今、仕事を断してまで作りしなければならないんですか」

だが、義母もまた「嫁に事を命じること」こそが自らのきがいであるかのように、険しい目つきで私を睨みつけ、でまくしててくる。

「つべこべ言わずにくご飯を作りなさい! 姑と姑をもてなすのは嫁の義務でしょうが!」

、顔をわせればこの毛なやり取りだ。 さすがに私のも限界点に達していた。 私は無言で台所へ向かうと、戸棚の扉を勢いよくき、備蓄してあったカップ麺を両で抱え、リビングのガラステーブルのにドン!と音をてて叩きつけた。

「何これ?」 義母が目を丸くし、眉を吊りげて問う。 「何って、カップ麺です。見えませんか? 老ですか? そろそろ世界がに覆われる頃いですか?」 「いや、に覆われるって何よ! 見えるに決まってるでしょ! 失礼な!」 「そうですか。見えるなら良かったです。じゃあどれがいいか選んでください」

私はテーブルのに、醤油ラーメン、豚骨ラーメン、きつねうどん、ぷら蕎麦、ソース焼きそばを等隔で然と並べた。

「ラーメンにうどんに蕎麦、焼きそば。

お好きなのをどうぞ。私のおすすめは、名ラーメンとコラボした濃噌です」

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