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"「介護が悪い」と責めた家族の3日後" 第21話

そして全く同じに、あなたのカードで同額のゴルフ用品が購入されていますね。」

俊夫は唇を刻みに震わせた。

彼は私が通帳のを見たことまではっていた。

しかし、自分のクレジットカードの細まで調べられているとはにもっていなかったのだ。

「勝に俺の郵便物をけたな!これはプライバシーの侵害だぞ!」

俊夫は苦し紛れに声をあげた。

私は静かに首を横に振った。

けていませんよ。あなたがリビングのテーブルに封も切らずに放置していたハガキ細です。」

のことを切やらない俊夫は、自分の郵便物の管理すら私に押し付けていた。

私はそれをただ捨てずに保管していただけだ。

弁護士は俊夫の鳴り声を完全に無して言葉を続けた。

「佐藤さん、あなたは奥様に対して、自分の料から介護費用をしていると説していましたね。」

弁護士の目が細められた。

「しかし現実は逆です。あなたは文子さんのと貯を自分の娯楽に使い込み、奥様には極限の節約をいてきた。」

「俺は男だぞ!」

俊夫が絞りすような声で呟いた。

「母さんのは俺のみたいなもんだ。俺がどう使おうが勝だろうが!」

その言葉に最もく反応したのは、弓だった。

「お兄ちゃん、最。」

弓の声は軽蔑でく震えていた。

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「お母さんのおむつを変えたこともないくせに。夜に苦しむお母さんの背をさすったこともないくせに!」

弓は涙で顔をくしゃくしゃにしながら、兄を睨みつけた。

「私はこの3でお母さんを抱き起こすのがどれだけいかったわ。さんがどれだけボロボロになってお母さんを守ってきたか分かったのよ!」

弓の叫びが荒れたリビングに響いた。

俊夫は妹から向けられた確な敵に激しく揺した。

「弓、おまで俺を裏切るのか!」

そこでケアマネージャーの岸さんが、静かにいた。

「ご主、裏切ったのはあなたの方です。」

岸さんの声には、介護の現を見てきた専としてのい静かなりが込められていた。

「私は11さんの限界を見てきました。腰を痛め、眠を削り、それでも文子さんのために必に介護を続けてきた姿を。」

岸さんはテーブルのの介護ノートを指差した。

「ご主が温泉にっていたあのさんは壊れた乾燥を直すおをもらえず、凍えるような寒さので文子さんのシーツを洗いしていました。」

その事実を、私は親族の誰にも言わずに耐えてきた。

しかしプロである岸さんの目は、全てを見抜いていたのだ。

「ゴルフのクラブに8万円。そのおがあれば、文子さんの体にった良いマットレスが買えました。

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岸さんの言葉が1つ1つ、俊夫の胸に突き刺さっていく。

さんがどれほど文子さんをっていても、あなたが経済な決定権を握りおを奪っていたせいで、本当に必な介護環境をえられなかったんです!」

俊夫は完全に言葉を失った。

言い訳の言葉を探そうとをパクパクとかすが、音にはならない。

彼がで作りげていた偉黒柱というは、完全に々に砕け散った。

ただの自分の母親のおを盗む、見栄っ張りで無責任な男。

それが彼の本当の姿だったのだ。

「すでに庭裁判所への成の申してはんでいます。」

弁護士が最通告のように告げた。

「今は第者が財産を管理します。あなたはもう2度と、お義母様の通帳に指1本触れることはできません。」

俊夫の肩ががっくりと落ちた。

彼にとって、それは最も恐れていた現実だった。

自分の自由にできるおがなくなり、さらに過の使い込みまで返還しなければならない。

会社にもられれば、今の位も危うくなる。

……」

俊夫はすがるような目で私を見た。

まるで迷子になった子供のような惨めな目だった。

「俺が悪かった。は何かかっても返す。だから、裁判汰にするのだけは……」

彼はまだ、私が自分を許してくれるかもしれないという甘い期待にしがみついていた。

11、私が1度も逆らわなかったからだ。

しかし私のは、もう1ミリも揺れなかった。

私は目のの男が、どれほど卑れなき物であるかをただ静かに観察していた。

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