"「無職の父」と呼ばれた6年間" 第4話
自分と悠のために必だと言い、公平抜きで具も買い始めた。夫婦の協力が増えても、婚の活をめぐる対は残っていた。
公平の再就職活は、履歴をく段階から難航した。退職理由の欄へ《子の療養と養育》とくと、6何もしていなかったように空が残る。以の役職や資格は古くなり、物流システムも更されていた。
就労支援の担当者・森は、空を飾らず、復職に必な学び直しを具体に示すよう勧めた。公平はオンライン講座で庫管理ソフトを学び、以のフォークリフト資格も更した。悠が学にいる3を勉へ充て、夜は息子が眠ってから課題をめた。
最初に応募した会社では、次面接までんだものの採用だった。理由はらされなかったが、面接官から「お子さんがまた入院したらどうしますか」と繰り返し聞かれた。公平は支援体制を説したが、自分しか対応できない現状では説得力がかった。
その夜、公平は美咲へ、再就職には妻と祖父母が医療対応を共することも必だと話した。美咲は、親権を取るために自分を利用するのかと反発した。
「逆だよ。僕しかできない状態のままでは、僕が病気になったに悠が困る」
公平が発で寝込んだ2、美咲は張で、悠の対応を所の護師へ頼んだことがあった。
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その経験があっても、族は公平が回復すると元の形へ戻っていた。
佳代子の講習参加が決まり、美咲も病院のオンライン説会を受けた。公平は自作の細か過ぎる順を渡すのではなく、医療者が作成した標準資料を使った。自分の方法だけを正解にすれば、またのが参加しにくくなるからだった。
美咲が初めてセンサー交換を担当した、悠は痛みを怖がって父親を呼んだ。公平は隣の部にいたが、美咲が助けを求めるまで入らなかった。母子は度失敗し、2回目で交換できた。
「お父さんの方が」と悠は正直に言った。
美咲は傷ついた顔をしたが、「6やったと今初めてのだから」と答えた。公平はその言葉を聞き、自分が積みねたを妻が初めて認めたようにじた。
調が始まると、公平は6分の記録をすべて提しようとした。しかし弁護士は、量がければ伝わるとは限らないと止めた。必なのは妻のを並べることではなく、悠の現の活と今の養育計画を具体に示すことだった。
公平は資料を4つに分けた。医療管理、学活、常の予定、自分の就労と支援体制。美咲が参加した通院や学事も消さずに記載した。妻を何もしなかった母親に作り替えれば、記録そのものの信用を失う。
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美咲側の資料には、定した収入、会社の育児支援制度、居、祖父母の協力が示されていた。公平が像したより現実な計画で、母親が息子をで奪おうとしているだけではなかった。
ただし、美咲の勤務を誰が補うのかは曖昧だった。佳代子は週3協力すると話したが、自分の夫にも通院が必で、毎週同じを空けられる保証はない。病気の対応を覚え始めたばかりでもある。
調委員から、悠が母親と暮らしたいと作文にいていることを問われた。公平は、息子が母親から表現を勧められたと話したこと、自分にも怖い対応があったことを両方説した。
「私は、息子が必ず父親を選ぶと言いたいわけではありません。どちらを選んでも、病気と学の活が急に切れないようにしたいです」
美咲はその言葉を聞き、初めて公平の方を見た。
調は度でまとまらなかった。試に、美咲が週末をに悠と過ごし、医療管理を単独で担当する期を設けることになった。公平は引き渡しに必な報を文で渡し、緊急以はをさない。
初回の週末、美咲は佳代子のに泊まった。悠は楽しそうに帰宅し、祖母と餃子を作ったと話した。血糖値にもきな乱れはなかった。
公平はすると同に、胸の奥が寂しくなった。
自分がいなくても息子が過ごせることは良いことなのに、必とされなくなる恐怖が湧いた。
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