"「無職の父」と呼ばれた6年間" 第6話
あなたは私が仕事を選んだから、母親失格だとっていたでしょう」
公平はすぐ否定できなかった。にはさなくても、夜遅く帰る妻へ苛ち、悠のことをらないとので責めていた。自分の養育を軽く扱われたりと、妻の仕事を軽く見ることは別だった。
「っていたがある。ごめん」
美咲は驚いた顔をした。謝罪で関係が戻るわけではない。それでも、互いを悪い親にしなければ自分の価値を証できない争いから、しれるきっかけになった。
その夜、悠は公平へ、両親が婚したら病気になった自分のせいかと尋ねた。発症に父親が仕事を辞め、母親が忙しくなり、の空気が変わったことを子どもなりにつなげていた。
公平ははっきり答えた。「病気のせいじゃない。お父さんとお母さんが、話しわないまま役割を固定したからだよ」
公平の採用が決まった、現実な問題が次々にた。休みは学がなく、午4まで息子をにするはい。学童は学を対象にしておらず、病気の管理を理由に民施設から受け入れを迷われた。
公平は自分だけで解決せず、病院の相談員、学、域のファミリーサポートへ連絡した。悠は午を学の預かり教で過ごし、午は週2回佳代子、週1回美咲の宅勤務、公平の宅を組みわせることになった。
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支援者へ病気を説する際、公平は恐ろしさばかりを調していた自分に気づいた。事故を防ぎたいで「違えたら危険」と話せば、相は関わること自体を怖がる。できること、本が判断できること、助けが必な面を分けて伝えるようにした。
悠も、自分で補を携帯し、数値の警告がたらへらせる練習をした。公平はまだ10歳だからと先回りしてきたが、息子は学ではすでにくのことを自分でしていた。
「お父さんがいると、すぐやってくれるから」と悠は言った。
その言葉に公平は複雑な気持ちになった。を貸すことがだとっていたが、いつでも代わりにすることで、息子が自分で考える会を減らしていた能性もある。
病院の療養指導士は、親が管理を放す期は数値だけで決められないと説した。子どもの理解度と活環境を見ながら、しずつ本へ返し、失敗しても相談できる余を残すことが切だという。
公平は夕の計算を悠へ任せ、答えを確認する役へ移った。違いを見つけてもすぐ訂正せず、「もう度見てみよう」と声をかけた。はかかったが、息子は自分で誤りを見つけた。
美咲も週末に同じ方法を続けた。両親でやり方が違えば悠が混乱するため、共アプリには数値だけでなく、どこまで本へ任せたかも記録した。
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婚のために始めた記録が、息子の自を支える共通のノートへ変わり始めた。
調の4回目、夫婦は婚すること自体にはした。悠の主な活拠点は現のとし、公平が同居して養育する。美咲は毎週曜の夕方と隔週末を息子と過ごし、学事や通院報は共する方向で話がんだ。
親権者の指定だけで、親子関係のすべてが決まるわけではない。費用分担、面会交流、緊急の対応、学の連絡先。決めることはく、だけで作ればすぐ崩れる。
美咲は養育費を支払う代わりに、医療費の自己負担分も収入割で分けることを提案した。公平は受け入れた。妻からを取るという発ではなく、悠の活費を両親で担う仕組みだった。
居は解約せず、美咲自がむことになった。悠用の部も残し、週末に泊まれるようにする。転の続きは取りげた。
佳代子は、孫が娘と暮らさないことへ満を示した。世から父親に取られたとわれると配していた。美咲は初めて母親へ、「取られたのではなく、今の活を続けると決めた」と説した。
公平も自分の両親へ連絡した。方にむ父は、男で病気の子を育てるのは無理だと言った。公平は、男だからできると証するつもりはなく、支援を使い、母親とも協力すると答えた。
婚届へ署名する夜、3は今の予定表を卓へ広げた。
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