みかん小説
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"24年育てた息子の結婚式に、私の席はなかった" 第15話

、頼み事のない

婚と縁の続きが終わってから、半が過ぎた。

では、末の照を1で任されるようになっていた。分からない点をまとめてから確認する習慣もつき、仕事を持ち帰って順をす夜は減った。帰宅すると、自分のべたいものを作り、読みかけの本をがあった。

優斗からのは、に1度までなら受け取ると伝えていた。返事は約束せず、所をらせるまでは、田弁護士に取り次いでもらう形にした。先にもその範囲で引き受けてもらい、息子は決めた方法を変えなかった。

あるには、結婚式のに欠席の理由を話した親族へ、改めて自分で説したことがかれていた。父親の訂正文を渡すだけでなく、自分が何をしたかを話したという。

『父さんが決めたからではなく、僕が来ないでと言いました。そのことを、自分の言葉で話しました。なぜそんなことをしたのかと聞かれ、都よく許してもらえるとっていたと答えました』

美恵子からも、親族の集まりで優斗が説したと聞いた。彼女は、だから許してあげなさいとは言わなかった。ただ、私の欠席を勝だとっていたにも、事実が伝わったことをらせてくれた。

別のには、しい部活費を自分の収入から払っていること、仕事の予定と支払いの期限を自分で管理していることがかれていた。

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賃を払ったから偉いとはわない。けれど、これまで私に渡していた面倒を、私へ戻さずにいることは分かった。

彩乃に連絡を控えてほしいと言われたあとは、その希望を守っているともいてあった。私から様子を聞いてほしいという頼みはなかった。さんと会うも、彼女の予定を先に確かめ、活の援助を求める話はしていないという。

私は届いたくこともあれば、休みまで机に置いたままにすることもあった。返事をしていないからといって、話が続けて鳴ることはなかった。

ある週末、美恵子と昼を取ったあと、くの公園を歩いた。以なら帰宅するを気にしていたで、ベンチに座って話の続きを聞いた。携帯をす用事はなく、鞄のに入れたままにしていた。

帰ってから、まだ封を切っていなかったいた。便箋の最には、よりさな字で、こういてあった。

『謝れば、元の所へ戻してもらえるとっていました。喫茶でも、彩乃のことを頼もうとしました。謝るために会ったはずなのに、また何かをしてもらおうとしていました』

私はそこを読み直し、便箋を机に置いた。あの、息子の言葉が途で別の頼みに変わったことを、ようやく本も見つめたのだとった。

この半に、自分の暮らしを決めることへしずつ慣れていた。

に誰を入れるかも、会ったあとに何をするかも、私が選べる。1度会ったから次も応じなければならない、と考えずにいられるようになっていた。

帳をくと、翌週の休みには、午から図館へく予定をいてあった。そのなら、昼緒に取るはある。

私は優斗にメッセージを送った。

《来週の休みの、昼べに来ませんか。午かけるので、くは話せませんが》

返事はしばらくして届いた。

《ありがとうございます。そのに伺います。予定が変わったら、慮なく言ってください》

私はを確かめ、自分でしい所をらせた。来る順をく添えて送ると、優斗から、分かりましたと返ってきた。

携帯を閉じたあと、帳には図館の予定を残したまま、そのに、昼、とき加えた。

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