"介護で表彰される嫁――私は認知症に仕立てられた" 第4話
私は何度も映像を見直した。息子が学のころ、夫を病気でくし、で暮らしてきた。朝5に起きて弁当を作り、クリーニングとスーパーのパートを掛け持ちした。苦労を返してほしいとったことはない。ただ、私を売るならせめて度、私へ値段を尋ねてほしかった。
美は泣きながら謝った。母親の画撮を何度か伝い、照の位置も直したことがあるという。祖母が同しているとっていたとはいえ、自分も再数が増えるのをんでいた。
「美まで責任を背負わなくていい。でも、これから何をするかは自分で決めて」
「全部、へしたい」
「今すぐ投稿したら、あなたも攻撃される。まずの相談先へ渡しましょう」
森さんへ連絡し、元画を確認してもらった。彼女はセンターの司と自治体の齢者虐待相談窓へ報告した。体な暴力がなくても、本の尊厳を傷つける撮、財産管理、虚偽の症状づくりは理・経済虐待に当たる能性があるという。
私は翌週、形科と物忘れ来を受診した。認能検査では齢相応の範囲で、常活をで送れない所見はなかった。医師は、画だけで認症と判断できず、族の話も本の状態と分けて確認する必があると診断へ記した。
では、骨折の3かに私の座から計427万円が引きされていたことが分かった。
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費15万円を除いても額がきすぎる。現での引きしのほか、撮用カメラ、照、編集ソフト、具、ブランドショップへの支払いがあった。
私はカードを止し、暗証番号とネットバンキングのパスワードを変更した。の振込先座はそのままにしたが、連絡先を自分のしい携帯話へ変えた。森さんの紹介で、法テラスを通じて弁護士にも相談した。
弁護士の永井先は、公画、原本データ、細、医療記録を別々に理した。すぐにきな裁判を起こすのではなく、まず画の保請求と削除、収益資料の示、銭の返還を求める。自宅については、息子夫婦との使用関係を確認し、退期を設ける方針になった。
あのは、夫が残した戸建てだった。直夫婦が結婚した、子育てしやすいよう無償で貸し、私は駅くのさな賃貸宅へ移った。固定資産税と規模修繕費は私が払い、息子夫婦は常の維持費だけを負担している。
画では、《宅ローンと介護費を抱える嫁》と説されていた。実際にはローンなどしない。聴者の同を集めるため、まで物語へ作り替えられていた。
さらに森さんが介護認定の申請を確認すると、主な介護者は耶、介護は18、見守りがなければ徘徊すると記載されていた。
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直の会社へ提された介護休暇の申請にも、同じ内容が使われている能性がある。
私は孫と緒に元画を本ずつ確認した。47本目の最、撮の耶がカメラへづき、誰かと話していた。
《授賞式で施設入所を発表します。泣ける流れに編集してください》
私を施設へ入れる計画は、族の配ではなかった。
受賞画を完成させるための結末だった。
私は授賞式の2週、自宅へ戻ることを決めた。耶たちに事に告げれば止められるため、直が勤し、嫁が撮の打ちわせへた午を選んだ。森さんと自治体の相談員、鍵業者が同した。
保険証と薬はの引きしにあったが、通帳は見つからなかった。類をまとめ、血圧ノートと夫の位牌をバッグへ入れた。美は学にいるだったため、いを机へ残した。
《あなたが見せてくれたものを、切に使います。今は自分の活を守ってください。私のことでをびさないこと》
自宅の鍵は、直夫婦が以から持っている。私は所者としてシリンダーを交換し、警備会社の連絡先を自分へ戻した。のには息子夫婦の具や荷物があるため、突然追いすことはしない。弁護士から6かまでの退を求める通を送ることになった。
私がいなくなったとった耶は、最初に警察へ方届をそうとした。
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