みかん小説
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"退職金を狙った息子夫婦と、亡夫の最後の記録" 第4話

紗は子データ、印刷履歴、健太のコピーを専へ預けた。元の文は昭夫のパソコンで作成され、入院に印刷されている。健太の文の本文は別のプリンターから力され、署名ページへから綴じ直された能性がかった。

久美子は瀬信にも面会を求めた。信は最初、昭夫が塾の保証になったと主張したが、債権者との契約は見せなかった。久美子が百万円の原稿をすと、顔を変え、話は健太から聞いただけだと退した。

塾は徒減だけで倒産したのではなかった。信が舎改装へ借し、理が経理を担当していた期に資繰りが悪化している。閉の債務は約千百万円。毎万千円は、孫の授業料ではなく債務返済座へ流れていた。

健太は母に追及されると、父も最終には納得していたと繰り返した。族を助けるためのであり、美の活を守ることにもつながるという。久美子が「なぜ私に黙っていたの」と尋ねると、彼は母なら反対するからだと答えた。

そのの夜、久美子は美からいメッセージを受け取った。《おばあちゃん、私にはかない。ママには言わないで》。翌、学くの図館で会うと、美は公の願を見せた。将来は護師か臨検査技師になりたい。

医学部を目指しているという話は母が親戚へ勝に広めたものだった。

理は娘へ、祖母に本当の志望を話せば学費をしてもらえなくなると脅していた。美の未来を守るという名目で、本の希望まで消していたのだ。

久美子は自送を止し、退職をしい座へ移した。教育援助の百万円だけは、で美本のために確保するつもりだった。

止の翌朝、健太ではなく信から話が来た。

「今の万千円が入らなければ、あなたの息子さんが困るんですよ」

塾の借を払えず困るのは信のはずだった。なぜ健太が困るのか。久美子は、送先のさらに先を調べる必があると悟った。

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