みかん小説
本棚

"退職金を狙った息子夫婦と、亡夫の最後の記録" 第8話

久美子は美へ、族の問題を背負わせないと決めていた。母親の嘘をすべて説する代わりに、教育費は以から祖父母が準備しており、を選ぶ条件にはならないと伝えた。

「族が壊れた理由は、おをさなかったからじゃない。誰が何に使うかを、本に隠して決めたからよ」

美は公の願をしたいが、理に取りげられたと話した。担任にも医学部志望だと伝えられ、者面談で否定できなかった。久美子は祖母だけで続きをめず、学の相談員へつなぎ、美自が希望を話すを作った。

理は学から連絡を受け、久美子が親権へ干渉したと激した。しかし歳の希望を聞くことは、祖母が学を決めることとは違う。担任は美、両親、相談員との面談を設定した。

面談で理は、私へめば良い脈ができると主張した。健太は欠席した。美は震えながら、公と護系のを希望すると初めて言葉にした。理は「護師なんて変なだけ」と否定したが、久美子は自分の職業を侮辱されたことより、娘のを聞かない態度を問題にした。

同じ頃、健太は親戚へ《母が孫を洗脳している》という文章を送った。久美子が認症で、退職を怪しい弁護士へ渡そうとしているともかれている。

紗は診断、貸庫の遺言、送記録を添え、虚偽の拡散を止めるよう通した。

叔父夫婦は退職祝いの席で圧力に加担したことを謝った。健太から、母は既に百万円を贈与し、残りの続きだけだと説されていたという。久美子は謝罪を受けたが、息子との仲裁は頼まなかった。

親戚の説得で元に戻る段階ではない。健太がしたことは、族喧嘩ではなく、署名の差し替えと委任状の偽造だった。

広告

おすすめ作品

リンクを共有

以下のリンクをコピーして友達と共有してください: