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"退職金を狙った息子夫婦と、亡夫の最後の記録" 第11話

警察の聴取、健太は会社を休職した。理は娘を連れて自分の母のへ移り、信とは距を置いた。だが久美子へ謝罪したわけではない。退職を美へ渡す話だけは正しいと主張し続けた。

理から届いたには、《母親なら子どものために将来を決める》《美はまだ正しい選択ができない》とかれていた。久美子は返事をさず、学との連絡は美本と両親の面談を通すようにした。

美は公を受験し、格した。格発表の、久美子はまで同したが、祝いを現では渡さなかった。制代と入学を教育信託から学や販売へ直接支払った。

「私を信用してないの?」

美が冗談めかして尋ねると、久美子は、あなたを信用しないのではなく、おの目を守る仕組みだと説した。信頼しているから記録しない、族だから領収はいらない。その考えでたちが失敗したことを、孫へ繰り返したくなかった。

美は週末、久美子ので勉するようになった。理は最初反対したが、娘がへ戻らないとまで言ったため条件付きで認めた。久美子は母親の悪を言わず、事と机だけを用した。

ある、美は退職祝いの夜、母から事に言われていたことを打ちけた。《おばあちゃんが断ったら泣きなさい。

私へけないと言いなさい》。美はできず、黙っていた。その沈黙を理は、娘も計画に同しているように利用した。

久美子は孫へ謝る必はないと伝えた。が子どもを盾にした責任を、盾にされた子が負うことはない。

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