みかん小説
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"息子が私を認知症にした日" 第8話

施設が見ていた族

施設へくと、相談員は原本をした。

申込、直と真理は「本は混乱するので説しないでほしい」と頼んだという。施設側は本面談が必だと主張し、誕のに確認だけ得ることで仮受付にした。

「ご本が内容を理解して押したと聞きました」

「枚目だけは理解しました。残りには押していません」

相談員は顔を曇らせた。万円は直名義の座から払われており、返ではなく、まだ正式契約なので返す予定だという。

直は私に損失を負わせるため、事実を変えて伝えていた。

私は施設を責めるのではなく、面談記録の保を頼んだ。相談員も、今は本の財産相談を受けないと約束した。

帰りに第の物忘れ来で検査を受けた。結果は同じだった。ただ医師は言った。

「認症でなくても、いストレスで注力は落ちます。戦い続けることが健康とは限りません」

その言葉で、私は反撃と活を分けることにした。

毎週曜の陶芸教を再し、朝は川沿いを歩いた。直の話は録音へ回し、夜以は見ない。織にも調査だけでを埋めないよう言った。

週末、美咲が弁当を持ってきた。

「お母さんが作った。自分はけないけど、おばあちゃんがべるならって」

真理はまだ私へ連絡してこない。

弁当箱には、私が好きなの卵焼きが入っていた。

「お母さんは、何をっているの?」

美咲は目を伏せた。

「を売れば全部戻る、ってお父さんに言われてた。おばあちゃんは施設のほうが全だって。でも昨、私が署名のことを話したら、吐いた」

真理は共犯なのか、依していただけなのか。どちらにせよ、らなかった言では済まない。

その夜、真理からい連絡が届いた。

《直さんの会社の庫に、お義母さん名義の封筒があります。私は鍵の所をっています》

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