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"四十九日の遺言" 第13話

正隆はの営業を再できないまま、アパートの入居者へ退通を配った。《建物老朽化に伴う建替え》とかれ、か以内にれば万円を払うという。所者の同も、正式な相続登記もない通だった。

号にむ学院の真帆は、静へ相談に来た。卒業研究の途で引っ越せば通学が倍になり、敷も返ってくるか分からない。ほかのには、正隆から「静が代をげたせいで建物を壊す」と説されていた。

静は自分がしいだとは言わず、現の契約を方に終できないことだけ伝えた。片桐を通じて退通の撤回を求め、入居者用の説会をいた。正隆の正調査については必以に話さず、賃の支払先を供託座へ変更した。

これで正隆は賃を直接受け取れなくなった。彼は静が入居者を扇したと非難し、ので記者会見をすると言いした。実際に呼ばれたのは方社だけだったが、正隆は遺を背に「兄嫁が病の兄を操り、母と弟からを奪った」と涙を見せた。

記事がるに、記者は静にも確認を求めた。静は登記、種類の遺言、退通、融資の説相違を提示した。な反論は避け、「私は夫の族を追いしたいのではなく、誰が何を所し、誰が何をしたかを確認しています」

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と答えた。

翌の面は正隆の期待と違った。《相続争いので、学世帯に当な退求》という見しになった。正隆の涙より、居者への響がにかれていた。商会も距を置き始めた。

そのの夜、アパート号で焦げ臭い匂いがした。真帆が管理会社へ連絡し、消防が確認すると、誰もんでいないはずの内に量の帳簿とパソコンが積まれていた。延コードが過し、箱の部が焦げていたが、災には至らなかった。

説会には世帯すべてが参加した。若いだけでなく、夫をくして以暮らす女性もいた。正隆は彼女へ「静が来れば賃が倍になる」と話していた。静は今の賃料を変えず、修繕計画を事に示すと約束した。ただし、自分が建物を取得できなければ契約主体が変わる能性も正直に伝えた。

たちは静の方になる署名を提案したが、片桐は裁判の具にしないほうがよいと助言した。む権利を守ることと、相続の方へ肩入れさせることは別だ。静は署名を断り、困ったの連絡窓だけ渡した。誰かを守るために別の誰かへ忠誠を求めない。その姿勢は、彦や正隆ができなかったことだった。

退通を受けたのには、すでに別の部を契約して違約を払った者もいた。

静は正隆が責任を負うべき費用を、自分がになるための好として肩代わりしなかった。領収証を集め、損害請求へ加える続きを伝った。助けることは、代わりに払うことだけではない。責任者へ正しく請求できるを作ることでもあった。

供託座へ移った賃は、修繕費と税以に使わないことが決められた。静も自由に引きせない。正隆の管理を止めたあと、同じ権限を自分が独占しない仕組みにしたことで、は初めて収支報告を見られるようになった。

つの会社の郵便物、分の賃台帳、発契約の案。正隆が処分しようとして移した資料が、つの部から見つかった。

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